マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、FWアーリング・ハーランドへの関心を公言した。

　今シーズンからプレーするザルツブルクで、5度のハットトリックを含む公式戦22試合28ゴールを記録するホーランド。チャンピオンズリーグ(CL)でもリヴァプールやナポリ相手に5試合連続でゴールを奪うなど多くの注目を集める。そんな同選手に対して、ビッグクラブが強い興味を持ち、早ければ来冬の移籍市場で争奪戦が繰り広げられる可能性がある。

　レアル・マドリーやユベントス、ドルトムント、ライプツィヒが興味を持つと報じられているなか、ホーランドのモルデ時代の恩師であるスールシャール監督率いるユナイテッドも候補に挙がる新天地の1つだ。

　さまざまな憶測が流れるなか、18日のカラバオカップ準々決勝コルチェスター・ユナイテッド戦後、スールシャール監督は『Viasport』で「チームに足りないものを補える選手を探している」と補強方針について語り、ホーランドへの興味を認めた。

「彼は私が気に入っている選手だ。我々はいつだって良い選手を探している。アーリングは良い成長を見せており、今後も彼が決めた場所でさらなる飛躍を目指すことになる。彼について多くを話す必要はないが、我々はチームを強くする選手を求めている」

　先週末のエバートン戦の後、スールシャール監督はホーランドの新天地について「彼はもう決めているはず」と明かしており、また一部では同指揮官にユナイテッド行きを伝えたとも報じられていた。

　去就に大きな注目の集まる19歳のホーランドは、来年1月の移籍市場でどのような決断を下すのだろうか。

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