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“タイトル候補クラブ“目指すヘルタ、クリンスマン監督はゲッツェ獲得報道に「日常になる」

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MFマリオ・ゲッツェ

 ヘルタ・ベルリンドルトムントに所属するドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの獲得を目指しているのかもしれない。ヘルタ率いるユルゲン・クリンスマン新監督は明言を避けるも、有名選手の移籍先として報じられることは「これからは日常的になる」と強気なコメントを残した。

 今シーズン、投資家のラース・ヴィントホルスト氏がこれまでヘルタに合計2憶2400万ユーロ(約273億円)を注ぎ込みクラブのシェアの49.9%を取得。先月8日に親交がある元ドイツ代表監督クリンスマン氏の同クラブの監査役会への招へいを実現させると、そのクリンスマン氏は3週間後に調子が上がらないチームの新監督に就任した。

 そして、クリンスマン新監督は先日、「ヘルタがこれから3~5年先にはタイトルを争えるようなチームに発展するため、助けになりたい」と宣言。ヴィントホルスト氏の投資により、クラブもより高い目標を掲げることを示唆した。これらを受け、ドイツ誌『シュポルト・ビルト』は早くもヘルタがドルトムントとの契約が来夏までとなっている、出場機会に恵まれないゲッツェを獲得する可能性を報じている。

 そして、この件について問われたクリンスマン監督は1-0で制したレヴァークーゼン戦後、「マリオやほかのチャンピオンズリーグプレーヤーに関する憶測が立とうと、それらはこれからは日常になるだろう」と返答。さらに「それが我々の未来となる。実際にそういった選手を視野に入れることになる」とも語っている。

 なお『キッカー』では、ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は今週、ゲッツェの父であり、代理人を務めるユルゲン氏とミーティングを行ったことが伝えられている。それについて同SDは「新しいことは何もない。伝えなければならない事項はない」とその内容についての具体的なコメントを控えた。ドルトムント側がゲッツェに契約延長を提示しているとしても、交渉が難航しているのは否めないかもしれない。
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