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エイバル乾貴士が今季初ゴール!! ドリブル突破でも魅せ、2019年最終戦のMOMに選出

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エイバルMF乾貴士

[12.20 リーガ・エスパニョーラ第18節 エイバル3-0グラナダ]

 リーガ・エスパニョーラは20日、第18節を行い、MF乾貴士所属のエイバルグラナダに3-0で勝利した。左サイドハーフで先発した乾は前半に巧みなドリブル突破で観客を沸かせると、後半終了間際には待望のエイバル復帰後初ゴール。試合後にはマン・オブ・ザ・マッチにも選出され、2019年の最終戦をこれ以上ない形で締めくくった。

 リーグ戦5試合勝ちがないエイバルは降格圏転落の可能性も懸念される中、序盤10試合を首位で終えていた昇格組のグラナダをホームに迎えた。今季加入の乾は2試合続けての先発。試合は立ち上がりで優勢を保ったグラナダがなかなか決定機を生かせずにいると、徐々にホームのエイバルが押し込む展開となった。

 すると前半21分、左サイドの乾を起点とした攻撃からDFホセ・アンヘルがサイドチェンジを送ると、MFペドロ・レオンが頭で落とす。これを拾ったMFゴンサロ・エスカランテがクロスを送り、ファーサイドに飛び込んだFWセルジ・エンリケがダイレクトで叩き込み、エイバルが先制に成功した。

 エイバルはさらに前半26分、ゴール正面からのFKは相手の壁に阻まれたが、こぼれ球を拾ったMFエドゥ・エスポージトが浮き球の縦パスを配給。これをペナルティエリア内右で受け取ったFWキケ・ガルシアが強烈な右足シュートで叩き込み、わずか5分足らずで2点を奪った。

 その後はS・エンリケが腰を痛めて治療に時間を要し、前半37分にはK・ガルシアがFWシャルレスとの交代でピッチを退くなど、アクシデントが相次いだ。それでも42分、左サイドでボールを受けた乾が股抜きとダブルタッチで次々に相手を抜き去り、サポーターは大盛り上がり。優位に立ったまま前半を終えた。

 後半は互いに一進一退の攻防が続き、互いに決定打を欠く展開。それでも最後に乾が魅せた。42分、右からカットインしたMFキケ・ゴンサレスのスルーパスをやや流れた位置で受けると、左サイドの角度のないところからアウトサイドで持ち出して右足一閃。ファーサイドネットに今季初ゴールを叩き込み、2019年の最終戦を良い形で締めくくった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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