リバプールのユルゲン・クロップ監督は、新たに加入することが決まったFW南野拓実がクラブの将来を担う選手になり得ると話した。

　今季、チャンピオンズリーグで対戦したザルツブルクの中心選手としてリバプールを苦しめた南野。これを受け、同クラブは日本代表FWに強い興味を持ち、そして19日、来年1月にイングランドの名門クラブに加入することが決まった。

　この移籍決定直後に「素晴らしいニュース、素晴らしい契約」と喜びをあらわにしたクロップ監督は『ESPN』で南野について「タキ(南野)は間違いなく短期的に、年齢からしても長期的に我々を助けられる選手だ」と期待を口にし、チャンスはオープンであると強調した。

「彼はすでに本当に良い。ザルツブルク戦で我々は目の当たりにした。しかし、さらに良くなるポテンシャルを秘めている。新戦力の加入は競争ではなく、異なる局面に備えた異なるオプションを手に入れたまでだ。タキがチームに入ることのできるための扉は大きく開かれている」

　また、先日に2024年までの新契約にサインしたクロップ監督は、チームの将来についても言及。「私にとってこのクラブはとても重要な存在だ。おそらく大きすぎるぐらいの責任を感じている。だから、契約延長という形で答えた。掲げられるトロフィーをすべて勝ち取る準備はできている。ただ、変化が必要な時はやって来るだろう。私の後任が就任したときに向けて準備を進めることが賢明だ」と話している。

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