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鹿島が元日・新国立の天皇杯決勝へ! 奇策3バックのJ2長崎は奮戦2発も及ばず

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鹿島アントラーズが決勝進出

[12.21 天皇杯準決勝 鹿島3-2長崎 カシマ]

 第99回天皇杯は21日、準決勝を各地で行い、鹿島アントラーズ(J1)がV・ファーレン長崎(J2)を3-2で破った。前回優勝を果たした2016年度以来3シーズンぶりの決勝進出。2020年1月1日、新国立競技場のこけら落としでヴィッセル神戸(J1)と対戦する。

 ホームの鹿島は大岩剛監督が今季限りで退任。今月7日のリーグ最終節名古屋戦(○1-0)から先発1人を入れ替え、FW伊藤翔を入れた。対する長崎は今季一度も採用していない3-4-2-1の新システムにトライ。リーグ戦で出場がなかったDF鹿山拓真をはじめ、今季の控え選手たちを大勢起用する思い切った作戦に出た。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりはカテゴリ上位の鹿島が主導権を握り、早々にスコアを動かした。前半4分、右サイドに開いた伊藤のボールキープを起点にMF三竿健斗のミドルシュートが長崎守備陣を襲うと、このボールが伊藤に当たって軌道が変化。最後はこぼれ球を拾ったFWセルジーニョがループシュート気味に流し込んだ。

 ビハインドを負った長崎はその後、右ウイングバックのMF米田隼也と左シャドーのMF澤田崇が果敢な突破で相手陣内に攻め込もうと試みるも、最後の精度を欠いて崩し切れない。すると鹿島は前半23分、左サイドからのFKをMFレオ・シルバがゴール前に蹴り込み、FW畑潤基のクリアボールがネットに吸い込まれて2点のリードを得た。

 ここからはようやく長崎のペース。前半27分、DF犬飼智也のクリアミスにつけ込んだ畑のボールキープがMFカイオ・セザールの決定的シュートにつながるも、フリーで放ったボールは惜しくも右外へ。それでも37分、MF吉岡雅和のスルーパスに抜け出した米田がGK曽ヶ端準の股を抜くシュートを決め、1点を返して試合を折り返した。

 鹿島はハーフタイム明け、MF土居聖真に代わってMF名古新太郎を投入。セルジーニョが2トップに回り、名古は右サイドハーフに入った。後半16分、鹿島は細かいパスワークからセルジーニョがゴールに迫り、クロスバーに跳ね返ったボールを伊藤がボレーで叩き込んだが、オフサイドがあったとして得点は認められなかった。

 それでも後半28分、鹿島はDF永木亮太の右コーナーキックをDFブエノが頭で押し込み、リードを2点に広げる。長崎は直後、畑に代わって今季J2リーグ戦22ゴールのFW呉屋大翔を投入。すると31分、スルーパスに抜け出した呉屋のシュートはクロスバーに当たったが、跳ね返りを拾った澤田が決めて再び1点差に詰め寄った。

 奮戦を見せる長崎は後半38分、右サイドを再三駆け上がっていた米田が足をつって倒れ込む。長崎は40分、米田を下げてMF大本祐槻を入れると、45分にはMF磯村亮太に代えてMF新里涼を投入。その後も長崎が鹿島陣内に攻め込む場面をつくったが、うまく時間を使った鹿島に阻まれ、初の決勝進出はならなかった。

(取材・文 竹内達也)
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