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久保建英が得点機演出も味方のシュートミスに泣く…マジョルカ、降格圏で年越しの可能性

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マジョルカMF久保建英

[12.21 リーガ・エスパニョーラ第18節 マジョルカ0-2セビージャ]

 リーガ・エスパニョーラは21日、第18節を各地で行い、MF久保建英所属のマジョルカセビージャに0-2で敗れた。久保は2つの決定機を演出したものの、味方のシュートミスでアシストはつかず。チームは5試合勝ちがなく、降格圏で年越しを迎える可能性も出てきた。

 7試合連続で先発出場を果たし、すでに中心選手としての風格も出てきた久保。右サイドハーフで先発したこの日も前半3分、MFイドリス・ババのサイドチェンジをピタリと収めると、対面の元レアル・マドリーDFセルヒオ・レギロンを抜き去りグラウンダーでのクロスを配給。FWラゴ・ジュニオールのシュートが大きく外れてアシストには至らなかったが、さっそく決定的な得点機を生み出した。

 ところがその後はセビージャが優勢を保ち、前半20分、MFエベル・バネガの左コーナーキックからDFディエゴ・カルロス・サントスに頭で合わせられると、マジョルカはDFアレクサンダル・セドラルが足を伸ばしてクリアを試みたが、ボールはそのままゴールラインを越えて先制点を奪われた。

 マジョルカは前半44分、左サイドを攻め上がったDFルモル・アグベニェヌのクロスをニアでL・ジュニオールがそらし、ゴール前でFWアンテ・ブディミルがワンタッチで押し込んだが、ここでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。L・ジュニオールがタッチした時点でA・ブディミルにオフサイドがあったとして、同点ゴールは取り消された。

 マジョルカは後半18分にもVARに泣いた。久保のサイドを破られた攻撃からゴール前でI・ババがボールを奪って得点につながりそうなカウンターをしかけたが、自陣ペナルティエリア内で相手選手の足を踏んでいたとしてPKの判定。これをバネガにきっちり決められ、同点のチャンスが決定的な2失点目となってしまった。

 マジョルカは終盤にも中盤のスペースを抜け出した久保のパスから得点機会を創出するも、フリーで放ったDFフラン・ガメスのシュートも大きく枠外。最後まで得点を奪うことができず、2019年の最終戦を黒星で終えた。もし今節で18位のセルタが引き分け以上の場合、マジョルカは降格圏で2020年を迎える可能性が出てきた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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