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明治大が10年ぶり3度目のインカレ制覇で“3冠”達成! 延長突入から佐藤亮、蓮川、森下が逆転3連弾

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明治大が10年ぶりのインカレ制覇

[12.22 インカレ決勝 明治大3-1(延長)桐蔭横浜大 浦和駒場]

 第68回全日本大学サッカー選手権(インカレ)は22日、浦和駒場スタジアムで決勝戦を行い、明治大(関東1)と桐蔭横浜大(関東2)が対戦。0-0のまま延長戦に突入すると、明大が3-1で接戦を制し、10年ぶり3度目の優勝を手にした。明大はリーグ戦、総理大臣杯に続く3冠を達成している。

 明大は、2回戦で中京大(○3-0)、準々決勝で筑波大(○1-0)、準決勝で関西学院大(7-3)を下して決勝進出。準決勝まで攻撃を牽引したFW狩土名禅(3年=桐生一高)が先発からはずれ、負傷から復帰したFW佐藤亮(4年=FC東京U-18)が決勝の舞台でスタメン入りした。また、DF小野寺健也(4年=日大藤沢高)が先発入りしている。

 リーグ2位でインカレ初出場を達成した桐横大は、2回戦で常葉大(○1-0)、準々決勝で法政大(○2-1)、準決勝で中央大(○3-1/延長)を破る快進撃。メンバーは準決勝から変更なく、両サイドには攻撃を牽引する右MFイサカ・ゼイン(4年=桐光学園高/川崎F内定)、左MF鳥海芳樹(3年=桐光学園高)が起用されている。

 両者拮抗状態が続く。明大は前半2分、MF森下龍矢(4年=磐田U-18/鳥栖内定)が右足シュートを放つが、GK早坂勇希(2年=川崎U-18)のセーブに遭う。一方、桐横大も同11分、MFイサカ・ゼイン(4年=桐光学園高/川崎F内定)がPA手前から右足シュートを放ち、ゴールを狙う。

 桐横大は前半29分、DF岩下航(3年=前橋育英高)の縦パスを受けたFW松本幹太(3年=東京Vユース)が左サイドの深い位置まで入り込んで、折り返すも味方に合わず。明大は同32分、森下が左サイドから相手守備陣の裏に抜けるが、GK早坂の飛び出しによって阻まれた。

 中盤では明大MF安部柊斗(4年=FC東京U-18/FC東京内定)とMF瀬古樹(4年=三菱養和SCユース/横浜FC)、桐横大MF橘田健人(3年=神村学園高)とMF神垣陸(3年=尚志高)が激しく競り合い、ボールの支配権を狙う。膠着した試合展開のまま、前半は0-0で折り返した。

 後半に入ると、明大が少しずつアクセルを踏む。前半2分、安部のパスを受けた森下が左サイドからクロスを上げるが、MF中村健人(4年=東福岡高/鹿児島内定)が合わせるもミートせず。同3分には左サイドでボールを拾った安部がPA左角から右足シュートも鋭い弾道もGK早坂にセーブされ、6分にも中村健が中盤から左足シュートを放つが、またしても早坂に阻まれた。

 桐横大は防戦一方。後半17分にはDF眞鍋旭輝(4年=大津高/山口内定)が佐藤亮を抑え切ると、直後の瀬古の左足シュートはゴール左ポスト直撃。中村健のFKは早坂が横っ飛びではじき飛ばした。

 仕掛ける明大と守る桐横大という構図は最後まで大きく変わらず。明大は後半アディショナルタイム2分過ぎに右サイドからカットインして左足シュートを放つが、ゴール上にはずれる。そして試合は0-0のまま、延長戦に突入した。

 耐え続けた桐横大だが、延長戦スタートからのチャンスを逃さない。右サイドからのFKはFW狩土名禅(3年=桐生一高)にはじかれるが、ファーサイドに流れたところをFW滝沢昂司(4年=桐生一高)が折り返す。最後は眞鍋がワンタッチで流し込み、待望の先制点を挙げた。

 しかし明大もすかさず反撃。延長前半5分のチャンスからPKを獲得し、佐藤亮がPKをゴール右隅に決める。1-1に追いつくと、その3分後にはFW小柏剛(3年=大宮ユース)のスルーパスからDF蓮川壮大(3年=FC東京U-18)がPA左に入り込み、冷静にシュートを決め切り、2-1と逆転に成功した。

 明大は延長後半6分に追加点。佐藤亮からパスを受けた瀬古が右サイドからクロスを上げると、ファーサイドの森下が左足ボレーでゴールに突き刺す。3-1で大きく勝利に近づくゴールとなった。

 桐横大は終盤まで攻め気を捨てずに仕掛けるが、明大がしっかりと締めて試合終了。3-1で“最強”明大が10年ぶりの頂点に到達した。

(取材・文 石川祐介)
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