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甲府DF松橋優が現役引退を表明、“次世代のヴァンフォーレ戦士”育成へ

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松橋優が現役引退

 ヴァンフォーレ甲府は24日、DF松橋優(34)が2019シーズン限りで現役を引退し、アカデミーコーチに就任することを発表した。

 大分トリニータ、甲府でプレーした松橋は、Jリーグ通算で215試合10得点を記録(J1:140試合5得点、J2:75試合5得点)。甲府には計11年間在籍した。松橋はクラブ公式サイトを通じて、以下のようにコメントしている。

「2019シーズンをもちまして、プロサッカー選手としての現役を終える決断をしました。私が高校まで過ごした長崎県の指導者の皆様、早稲田大学、大分トリニータ、そしてヴァンフォーレ甲府で指導にあたってくださったすべての指導者の皆様に感謝しています。

大分トリニータのファン、サポーターの皆様へ。2年間、お世話になりました。2008年には当時のナビスコ杯でチャンピオンになれたことは、私のサッカー人生において記憶に残る出来事で、本当に嬉しく、今でもあの光景は鮮明に覚えています。これからも大分トリニータの躍進を願っています。ありがとうございました。

ヴァンフォーレ甲府のファン、サポーターの皆様へ。11年間長い間お世話になりました。初めて甲府に来てからこれほどにも長くプレーすることは想像もしていませんでしたが、山梨県の皆様の温かさに触れ、本当にこの土地が好きになりました。

 加入した当初はJ2でしたが、2度のJ1昇格を果たした喜びや、2017年には開幕戦でゴールを決め、そのシーズンは29試合に出場をしましたが、J2降格という悔しい経験もしました。ヴァンフォーレ甲府での経験は、いずれも私にとってかけがえのないものであり、誇りです。

 今後につきましては、これまで私を成長させてくれたすべての指導者の皆様や、支えてくださったファン、サポーターの皆様、ヴァンフォーレ甲府のスポンサー様、そして地域の皆様に対し、これまでの恩返しができるよう、ヴァンフォーレ甲府のアカデミーに携わり、クラブに貢献できるよう邁進していきます。

 13年間のプロ生活で培った経験を、次世代のヴァンフォーレ戦士に継承が出来るように、子ども達と一緒に歩んでいきたいと思います。13年間、とても幸せなプロ生活でした。皆様、本当にありがとうございました」

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