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南野の獲得理由、起用法…クロップが記者会見で言及「我々を助けるのは間違いないが…」

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リバプールに加入したFW南野拓実

 リバプールユルゲン・クロップ監督が24日の記者会見で新戦力の日本代表FW南野拓実について言及した。英『デイリー・メール』が伝えている。

 2015年1月からザルツブルクでプレーしていた南野は、今季UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリバプール戦で鮮烈な活躍を見せ、19日に同クラブへの加入が発表された。契約期間は2024年夏までの4年半で、移籍金は725万ポンド(約10億3000万円)。冬の移籍市場が開く1月1日から正式にリバプールの一員になる。

 クロップ監督は「タクミについて知っている全てのものが、我々のチームにとてもフィットしている。彼のフットボールスキルの高さは何よりもまず明白であり、狭いエリアでの判断力、スピード、ボール奪取に対する意思もある」と獲得の決め手を説明。続けて「ザルツブルクには我々と同じ哲学があるため、彼はプレッシングからのカウンターに慣れている」とリバプールへの適応にも太鼓判を押した。

 その一方で、南野をどのポジションで起用するかはまだ決めかねているようだ。「短期的にどうやって彼をチームに加えることができる?」と逆に問いかけたリバプール指揮官は「長期的には、彼が我々を助けることは間違いない。彼と一緒に仕事ができるのを楽しみにしている。だが、タクミがメルウッド(リバプールの練習場)での初日を迎える間に3つのゲームがあり、彼をどこで起用するか考える時間は少ししかない」と語った。

 現在プレミアリーグ首位を独走するリバプールは、26日の第19節でレスター・シティ、29日の第20節でウォルバーハンプトン、来年1月2日の第21節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦する。同紙によると、南野は1月5日に本拠地アンフィールドで開催されるFA杯3回戦のエバートン戦でデビューする可能性があるという。

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