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“濃い1年”を過ごすDF岩田智輝、成長を実感「余裕が出て、アイディアが増えた」

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U-22日本代表DF岩田智輝

 変化の大きい1年だったのかもしれない。U-22日本代表DF岩田智輝(大分)は、19年ラストマッチに向けてコンディションを上げていく。

 今季は初となるJ1の舞台を経験。レギュラーとしてシーズンを過ごし、27試合4得点と結果を残した。U-22日本代表からは17年12月のM-150杯以来、約1年半遠ざかっていたが、今年6月にコパ・アメリカに挑むA代表に初選出。デビューも飾った。A代表で久しぶりに日本代表のユニフォームに袖を通した男は、9月の北中米遠征でU-22日本代表に約1年9か月ぶりに復帰するなど、“濃い1年”を過ごしてきた。

 さまざまな試合をこなすことで、「ボールを持ったときに余裕がでてきたし、攻撃参加の部分でも前に比べるとアイディアが増えた」と成長を実感している。

 28日にはキリンチャレンジ杯U-22ジャマイカ戦が行われる。25日のフォーメーション練習では、主力組で3バックの右に入って調整を進めた。「自分の良さである攻撃参加を出していきたいし、ビルドアップではテンポ良くボールを動かすことを求められているので、そういう部分も出していきたい」と意気込みも十分。

「これからのサッカー人生において大事な通過点」となる東京五輪本大会でメンバー入りを果たすためにも、数少なくなった活動でのアピールは重要。ジャマイカ戦で1年間の成長を示し、19年を良い形で締めくくりたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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