beacon

出場校チーム紹介:日大藤沢高(神奈川)

このエントリーをはてなブックマークに追加

夏の全国王者を倒した日大藤沢高が選手権日本一に挑戦する

第98回全国高校サッカー選手権

日大藤沢高(神奈川)

日大藤沢高関連ニュース


日大藤沢高写真ニュース

▼全国大会日程
2回戦 3-1 広島皆実高(広島)
[得点者]成定真生也吉本武平田直輝
3回戦 0-0(PK8-9)仙台育英高(宮城)
■出場回数
5年ぶり5回目
■過去の最高成績
4強(14年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体準優勝1回(17年)、同出場8回
■監督
佐藤輝勝
■主将
DF青木駿人(3年)
■今季成績
[総体](県4強)
県準決勝 0-1(延長)桐光学園高
[リーグ戦]
神奈川県1部リーグ5位(9勝4分5敗)
[関東大会](県優勝)
県決勝 2-0 湘南工科大附高
■予選成績
2回戦 8-0 荏田高
3回戦 2-0 相洋高
準々決勝 1-0 川崎市立橘高
準決勝 3-0 桐蔭学園高
決勝 1-0 桐光学園高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-3-2-1]
          
     平田直輝
  成定真生也  浅野葵
 植村洋斗     斉藤夏
      植木颯
吉本武          岡田怜
   青木駿人 宮川歩己
     濵中英太郎
[決勝メモ] 
 インターハイ日本一でU-20日本代表FW西川潤主将(3年)擁する桐光学園高とのリベンジマッチ。前半は好守から西川の積極的にシュートに繋げる桐光学園が主導権を握る。だが、簡単に決定打を打たせない日大藤沢は、GK濵中英太郎(2年)の好セーブもあって前半を0-0で折り返す。後半も7分に桐光学園が決定機を迎えるが、MF所新太郎(3年)の一撃を日大藤沢GK濱中がファインセーブ。直後の9分、日大藤沢はMF植村洋斗(3年)が左タッチライン際からの仕掛けでDFを振り切り、ラストパスを送る。これをFW浅野葵(3年)が1タッチでゴールに沈めて先制した。桐光学園はすぐさま反撃に移るが、日大藤沢は相手をサイドに押し出す形の守備で決定機を作らせない。桐光学園は西川も組み立てに加わる形で反撃したが、CB青木駿人主将(3年)を中心に最後まで集中力を切らさなかった日大藤沢が1-0で勝利。インターハイ予選準決勝の雪辱を果たし、5年ぶりの全国出場を決めた。

MOM:DF青木駿人(3年)
「堅守・日藤の中心。抜群のリーダーシップでチームをまとめる」

■予選取材記者(編集部・吉田)チーム紹介
実力はホンモノ。夏の日本一倒し、いざ冬の日本一へ
 神奈川県予選決勝で、インターハイ日本一の桐光学園高を1-0で撃破。今年の最注目選手であるFW西川潤(3年)を擁した夏の覇者を破って全国に乗り込むチームの実力はホンモノだ。2年前から取り組んできた4-3-2-1システムを自分たちのモノにし、無失点で激戦区・神奈川を突破。身体の向きやポジショニングにこだわった守備で相手をサイドに押し出し、クロスはいずれも高さのあるCB青木駿人主将(3年)やCB宮川歩己(2年)が跳ね返していく。そして、ボールを奪うと、空いたスペースへ高速右SB岡田怜(3年)と左SB吉本武(3年)が一気に駆け上がっていく。関東屈指のテクニシャン・MF植村洋斗(3年)や1タッチパスの光るMF植木颯(1年)、献身的なポストワーカーのFW平田直輝(3年)を中心としたポゼッションも得意。青木、宮川のサイドチェンジや彼らの高さを活かしたセットプレーも武器だ。
 いずれも予選でベンチスタートだったFW布方叶夢(3年)やU-16日本代表の超大型FW鈴木輪太朗イブラヒーム(2年)ら選手層の厚さも特長だ。現3年生は1年時に「全国ルーキーリーグ交流大会」で日本一を経験。同大会MVPに選出された植村や青木をはじめ、昨年から先発の大半を占めていた「期待の世代」だ。昨年度選手権予選で桐光学園に逆転負けし、今夏のインターハイ予選でも桐光学園に延長戦で黒星。その壁を乗り越えるため、青木を中心に本気で取り組み続け、リベンジを果たした。
 目標は始動時から変わらず日本一。青木は「大物(西川)が出れない全国に自分たちが出るので、神奈川代表として強い思いを持って戦いたいです」。夏の日本一を破った日藤が冬の日本一に輝く。
■予選取材記者(編集部・吉田)注目選手
Jも注目したテクニシャン
MF植村洋斗(3年)
「1年時にレギュラーとしてインハイ準V。J1クラブも注目したテクニシャンだ。ボールタッチやパス精度で違いを見せ、桐光学園を沈めた鋭い突破も武器。神奈川のもう一人の注目タレントが全国でブレイクする」

「素晴らしいキャプテン」
DF青木駿人(3年)
「佐藤監督が『こっちが成長させられるくらい、素晴らしいキャプテンだと思います』と評するリーダー。他人が嫌がることを率先して実行し、チームをレベルアップさせた。高さと左足キックも注目」

攻撃のキーマンは右SB
MF岡田怜(3年)
「『スピードやドリブルでは誰にも負けない』。チームトップのスピードで右サイドを駆け上がり、しなやかな身のこなしのドリブルでDF網を突破する。攻撃のキーマンだ」

■過去の全国大会成績
【14年度 第93回(4強)】
1回戦 2-2(PK4-3)徳島市立高(徳島)
2回戦 3-2 高川学園高(山口)
3回戦 3-0 開志学園JSC高(新潟)
準々決勝 2-1 静岡学園高(静岡)
準決勝 0-3 星稜高(石川)
【07年度 第86回(3回戦敗退)】
2回戦 2-1 徳島商高(徳島)
3回戦 1-2 藤枝東高(静岡)
【99年度 第78回(8強)】
2回戦 1-0 淞南学園高(島根)
3回戦 1-1(PK4-3)秋田商高(秋田)
準々決勝 0-6 市立船橋高(千葉)
【86年度 第65回(1回戦敗退)】
1回戦 0-0(PK2-4)山口高(山口)

■登録メンバーリスト
1 GK 濵中英太郎(2年)
2 DF 岡田怜(3年)
3 DF 宮川歩己(2年)
4 DF 青木駿人(3年)
5 DF 吉本武(3年)
6 DF 有山佑汰(3年)
7 MF 斉藤夏(2年)
8 MF 植村洋斗(3年)
9 FW 平田直輝(3年)
10 FW 成定真生也(3年)
11 FW 布方叶夢(3年)
12 GK 石塚翔大(3年)
13 DF 古谷陸(3年)
14 DF 芹澤侑(3年)
15 DF 多田夢都(3年)
16 MF 牧来夢(2年)
17 MF 中村駿(3年)
18 FW 小林来生(3年)
19 FW 鈴木輪太朗イブラヒーム(2年)
20 MF 植木颯(1年)
21 FW 小川晶映(3年)
22 FW 野々山智仁(2年)
23 DF 松本遼成(2年)
24 MF 猪狩祐真(2年)
25 GK 上村倫士(1年)
26 FW 浅野葵(3年)
27 MF 吉田愛哉(1年)
28 FW 栗原丈(2年)
29 FW 鈴木燦次(2年)
30 DF 鈴木蓮(2年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2019

TOP