beacon

すでに南野への愛が溢れるクロップ「本当に、本当に良い選手。100%のタクミを見るには…」 適応へのプレッシャーはないとも

このエントリーをはてなブックマークに追加

ユルゲン・クロップ監督が南野を語る

 リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、日本代表FW南野拓実の起用を待ちわびながらも、適応を急ぐことはないと強調した。

 今月19日、ザルツブルクに契約解除金725万ポンド(約10億3000万円)を支払うことで南野の獲得を決めたリバプール。南野のチーム加入時期について「1月1日」と答えたクロップ監督は、同選手がリバプールと近いスタイルのザルツブルクでプレーしていたことが適応への助けになると話している。一方で、その能力に期待しつつも、早期適応が急かされる状況ではないことを強調した。

「今この瞬間、既に彼がチームにいれば我々の助けになったことだろう。彼は既にザルツブルクで多くのことを学んできた。我々のやり方と彼らのスタイルは、大きく違うというわけではない。これは我々にとって良いことだ」

「パターンとしてはザルツブルクと異なることを多くやっている。彼が快適かつ能力をうまく発揮できるよう、どのようにチームへ組み込むかが大事だ。新加入選手がいるときに、いつも話すことだ。『なぜ彼は出場しない?』などと言われるが、南野には(早期適応への)プレッシャーはない。そこにプレッシャーがかかることはない」

「今は彼がいないからといって苦労するチームではない。彼にはプラスアルファの質をもたらしてほしいと思っているんだ。異なるクオリティを有しているからね。本当に、本当に良い選手なんだ。だから獲得したんだ。どうすれば100%のタクミを見ることができるか我々は探っていくし、様子を見ていく必要がある」

 来年1月1日に正式にリバプールの一員となる南野だが、同2日に行われるプレミアリーグ第21節のシェフィールド・ユナイテッド戦は規程により出場できず、早ければ同5日のFAカップ3回戦、エバートンとのマージーサイド・ダービーでデビューとなる。

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP