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A・アーノルド躍動のリバプール、上位対決を制して9連勝!2位レスターと勝ち点13差に

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トレント・アレクサンダー・アーノルドが全得点に絡む活躍

[12.26 プレミア第19節 レスター・シティ0-4リバプール]

 26日、プレミアリーグ第19節が行われ、キング・パワー・スタジアムでは首位リバプールと2位レスター・シティが激突。FWロベルト・フィルミーノの公式戦3試合連続ゴールなどでリバプールが4-0で勝利をおさめ、9連勝を飾った。

 21日にカタールでクラブ・ワールドカップを初制覇したリバプールは、フラメンゴ(1-0)との決勝から1人を変更。MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが先発に復帰した。勝ち点10差で追うレスターは、21日のマンチェスター・シティ戦(1-3)からFWアジョセ・ペレスに代えてMFデニス・プラートが先発に名を連ねた。

 注目の上位対決は、互いに縦に早い攻撃を展開。だが、レスターのパスミスが目立ち、それを見逃さずにリバプールがシュートまでつなげた。前半2分、右サイドでのパスカットからFWモハメド・サラーがクロスを送り、ニアのFWロベルト・フィルミーノの頭上を越えたボールをFWサディオ・マネが右足で合わせる。しかし、うまくミートできず、シュートは枠を外れた。

 早々にチャンスを迎えたリバプールは前半5分、敵陣中央でワイナルドゥムがインターセプト。フィルミーノがワンタッチでつないだボールをPA手前からサラーが左足ダイレクトシュートを放つが枠を大きく外れる。11分には、レスターのCKからクリアボールをつないでカウンターを発動。MFナビ・ケイタの浮き球スルーパスにサラーが抜け出し、飛び出したGKカスパー・シュマイケルをかわしてPA左から左足を振り抜く。しかし、角度がなかったため、決めることができなかった。

 リバプールと並んでリーグ最少失点(14失点)のレスターは、ミスがありながらも何とか耐え凌いでいたが、前半31分に先制点を許してしまう。リバプールは左CKの流れから左サイドでセカンドボールを回収したDFアンドリュー・ロバートソンが後方に落とし、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが対角線のクロスを供給。ファーサイドにフィルミーノとサラーが飛び込み、フィルミーノが頭で合わせて均衡を破った。

 前半のポゼッション率はリバプールが58.8%に対し、レスターは41.2%。シュート数はリバプールが8本(枠内3本)、レスターは0本だった。後半もリバプールの流れは変わらず、レスターはMFマーク・オルブライトンを投入するなどして、押し込む時間帯も作ったが、26分に追加点を許してしまう。

 リバプールはA・アーノルドの左CKからDFチャグラル・ソユンチュのハンドを誘発。途中出場のMFジェームズ・ミルナーが落ちついてPKを沈め、2-0とする。さらに29分には、ミルナーが右サイドに展開したボールをA・アーノルドがシュート性のグラウンダークロスを供給。PA中央のフィルミーノがしっかり足もとにおさめ、右足シュートを突き刺した。

 3点リードに広げたリバプールは後半33分、左サイドのハーフェーライン付近のスローインから一気に攻撃のスイッチが入り、ドリブルで運んだマネがPA手前で左へ送り、オーバーラップしたA・アーノルドが右足ダイレクトシュート。DFベン・チルウェルの股下を抜けたボールはGKシュマイケルも届かないゴール左隅に決まり、4-0とした。

 試合はそのままリバプールが完封勝利。リーグ戦9連勝とし、2位レスターとの勝ち点差を13に広げた。一方、レスターは12勝3分4敗でシーズン前半戦を終えた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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