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“日本一”のダブルボランチ。阿吽の呼吸で中盤制したG大阪JY主将桒原&小幡

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ボランチコンビのMF桒原陸人(3年)とMF小幡季生(3年)

[12.28 高円宮杯U-15決勝 鳥栖U-15 0-2 G大阪JY 味フィ西]

 中盤の攻防で上回るボランチコンビが輝いた。高円宮杯を7大会ぶりに制覇したガンバ大阪ジュニアユースのボランチは主将MF桒原陸人(3年)とMF小幡季生(3年)。ボール奪取を持ち味とする2人が攻守をつなぎ、息の合った連携で危険を潰した。

 阿吽の呼吸が奏でる連携で中盤を制し、ハードワークを完遂。「3年間やってきたので分かり合えている」と小幡が言えば、「どっちが前に出てチャレンジなのかカバーなのか、ポジショニングは目があったら分かる」と桒原も言い切る。ボールを奪えば正確なパスを繰り出し、攻撃につなげた。

 決勝の先制ゴールは理想通りの形から。ショートカウンターを奏功させ、前半4分、桒原が中盤でおさめたボールをすぐに背後のスペースに入れ、FW鈴木大翔(3年)のゴールをお膳立て。小幡は機を見た飛び出しから縦に突破し、鮮やかなパス交換でチャンスを創出した。チームとしても配給役のアンカーMF福井太智の自由を奪うミッションを果たし、無失点で高円宮杯を制覇した。

 小幡は小学生時代にセンアーノ神戸ジュニアに所属し、当時もボランチで全国優勝を経験した。小中で全国制覇を成し遂げ、「中学も優勝できて嬉しいです。大きな舞台で優勝できて貴重な経験になった」(小幡)。主将としてチームをけん引した桒原は「日本一のキャプテンになれて、みんなに感謝したい」と優勝の喜びを語った。

 夏のクラブユース選手権関西予選は揃って負傷離脱し、チームも全国出場を逃した。さらに、小幡は今大会直前に肉離れから何とか復帰した。梅津博徳監督は「いるといないのでは全然違う。守備に関してはスペシャリスト」とボランチコンビへの信頼を語ると、「もう少しオンのところでゲームの流れを変えられる選手になってほしい。これから力が付いていくと思う」と次のステージに向けたエールを送った。

(取材・文 佐藤亜希子)

●高円宮杯第31回全日本U-15選手権特設ページ

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