ヴィッセル神戸に所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは引く手あまたのようだ。ドイツ紙『ケルナー・シュタットアンツァイガー』が伝えている。

　現在34歳のポドルスキは来月31日に神戸との契約が満了。クラブ側は契約延長を提示したと明かされているものの、本人は先日今後の去就については決断を下していないと言及していた。そんななか、ケルンの地元紙『ケルナー・シュタットアンツァイガー』が伝えたところ、複数の新天地候補が浮上しているようだ。

　報道によると、以前も報じられていたポドルスキの生まれ故郷の近郊に所在するポーランド1部のグールニク・ザブジェのほかにも複数クラブが同選手に熱視線を送っているとのこと。今季限りでの現役引退を表明したバスティアン・シュバインシュタイガーがプレーしていたMLSのシカゴ・ファイアーや先日のFIFAクラブワールドカップでともにリバプールに敗れたメキシコのモンテレイ、ブラジルのフラメンゴが獲得に動いているという。

　なお、ポドルスキ最愛のクラブであるケルンもアタッカーの再獲得を諦めていない模様。ホルスト・ヘルトGM(ゼネラルマネジャー)は同メディアに対し、「ルーカスとは連絡取っていることだけ明かそう。それ以上のことは公を通じてではなく、本人と話すつもりだ」とのコメントを残し、接触していることを認めている。

　なお神戸は元日に行われる天皇杯決勝で鹿島アントラーズと対戦。ポドルスキにとっては、神戸での最後の試合となるのだろうか。

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