beacon

天皇杯ファイナルを控える神戸のポドルスキ「皆が決勝の話をしたがるが…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

神戸FWルーカス・ポドルスキが天皇杯決勝に向けてコメント

 新国立競技場のこけら落としとなる天皇杯決勝が1日に行われ、ヴィッセル神戸鹿島アントラーズがタイトルを懸けて対戦する。大会公式ツイッター(@jfa_tennouhai)が14時35分のキックオフを前に、両チームの選手のコメントを紹介した。

 鹿島をけん引するMF永木亮太は「今週はしっかりといいトレーニングができていますし、神戸の対策もしっかりできています。決勝戦は、勝つか負けるかの2択しかない。自分たちが勝つことだけを意識してプレーをしていきたいです」と自信を示している。

 プロ4年目の鹿島DF町田浩樹は「国立には、小さいころに試合を見に行ったことがあります。様々な歴史のある場所でこけら落としとなる試合なので、そこでプレーができると思うと気持ちが高ぶります」と、新国立競技場での大一番に向けて心境を語った。

 また、2019年夏にハンブルガーSVから神戸に完全移籍したDF酒井高徳は「シーズン最後に向けて、良い形になってきました。チームの完成度は高くなってきていると感じます」と元日決戦を前に手応えを感じている様子だ。「皆の頑張りもあって、決勝に来ることができました。人生2回目の決勝。今回はタイトルを取れたらと思います」と力を込めた。

 2014年のブラジルW杯優勝など、これまで数々の大舞台を経験してきた元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは「皆が決勝の話をしたがりますが、ピッチの中に入って、試合を楽しめば(おのずと)良い結果がついてきます」と自然体を強調。「もちろん決勝なので、特別なものがありますが、いつもと同じように、戦う気持ちや姿勢を見せ、全てを出し切るだけです」と頼もしく語った。

 令和となって初めて迎える天皇杯決勝。過去5度の優勝を誇る鹿島は、勝利すれば大会歴代単独3位の優勝回数となる。一方、神戸は初のファイナル進出。勝てばクラブとしても初のタイトル獲得となる。

●第99回天皇杯特設ページ

TOP