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青森山田が連覇へ船出…浦和内定MF武田「勝利に貢献」、横浜FC内定MF古宿「圧勝して勢いに」

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青森山田が連覇に挑む

 23年連続25回目出場の王者・青森山田高が2日の2回戦で初陣を迎える。今年度は高校年代最高峰のプレミアリーグファイナルを制した“最強チーム”。卒業後の浦和レッズへの入団が内定しているMF武田英寿主将も「待ちに待った、やっと始まるという感じです」と気合十分に話した。

 平常心で臨む。連覇へのプレッシャーについてもあまり感じていない様子。「連覇を意識するのではなく、自分たちの代で優勝することだけを考えています。選手権は何が起こるか分からない。どんな状況にも対応できるように。個人としてもチームの勝利に貢献することを一番に考えて戦いたい」と気負いもない。

 プロ内定選手はもう一人、横浜FCへの入団が内定するMF古宿理久(3年)がいる。こちらも「いよいよ3年生の集大成。初戦から強い相手ですが、圧勝して勢いに乗りたい」と力強く話す。「まずは守備から入って、絶対に勝ちたい」。落ち着き払った様子からすでに王者の風格を漂わすイレブンは、一戦必勝の考えを崩すことなく、頂点を目指していく。

 青森山田はNACK5スタジアム大宮の第1試合(12時5分キックオフ)で米子北高(鳥取)と対戦する。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2019

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