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過密日程プレミアリーグで年明けから負傷者続出…8試合で12人負傷と野戦病院状態に

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ハリー・ケインも負傷

 クリスマス、年末年始期間の過密日程を迎えるプレミアリーグで負傷者が相次いでいる。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 12月21日からの10日余りで全チームが4試合を消化するなどタイトなスケジュールが続くプレミアリーグ。カタールでのFIFAクラブ・ワールドカップから帰還後すぐにリーグ戦が再開されたリバプールユルゲン・クロップ監督は過密日程に対して「犯罪」と声を上げ、トッテナムジョゼ・モウリーニョ監督は「生理学、生物学、生化学、すべての法則に反する」と苦言を呈していた。

 そんな中、リーグ戦過密日程のラストとなる第21節の8試合(アーセナルマンチェスター・ユナイテッドを除く)が1日に行われ、計12選手がプレー中に故障する事態に陥った。

 トッテナムのFWハリー・ケインサウサンプトン戦の終盤に左大腿を痛めて途中交代。モウリーニョ監督は試合後に「小さなものであるかもしれないが、離脱することは確実だ。ハムストリングスのケガはいつだってネガティブ」とエースの負傷を認めた。また、この試合ではMFタンギ・エンドンベレもわずか25分で負傷によりピッチから去っている。

 さらにひどい状況なのがニューカッスル。0-3で敗れたレスター・シティ戦の前半終盤にDFジェトロ・ウィレムス、DFハビエル・マンキージョ、ハーフタイムにMFジョンジョ・シェルビーが途中交代。さらに、後半の早い時間帯にファビアン・シェアもプレー続行不可となり、残り40分を10人で戦うことを余儀なくされる。また、ウィレムスと交代したDFディアンドレ・イェドリンも最後までピッチに立ったものの、手を負傷したようだ。

 これでファーストチームのうち11人が離脱することになったスティーブ・ブルース監督は「40年間この世界にいるが、このようなことは始めてだ。20分間に4人の選手を失った。疲労がある状態でプレーすればケガをする。これは言い訳ではなく、事実だ。この試合の前から心配を抱えていた」と不満を漏らした。

 その他にも、アストン・ビラのGKトム・ヒートンとウェズレイ、ブライトンのDFダン・バーンワトフォードのDFキコ・フェメニアもプレー続行不可に。また、エバートンのMFベルナルジはウォームアップ中に負傷している。

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