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富山一が丸山ヘッド弾で“先手完封”ウノゼロ勝利! 3回戦で前回王者との大一番へ

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富山一DF丸山以祐のヘディング弾が決勝点に

[1.2 選手権2回戦 富山一高 1-0 神村学園高 浦和駒場]

 第98回全国高校サッカー選手権は2日、2回戦を行った。浦和駒場スタジアムの第2試合では富山一高(富山)と神村学園高(鹿児島)が対戦。富山一が1ー0で勝利した。3回戦は3日に行われ、富山一は同会場で前回王者・青森山田高(青森)と相まみえる。

 富山一はキックオフからセンターラインに枚数を置き、一気に攻勢に出る。前半1分にはMF高木俊希(3年)が中盤で相手選手を抜き去って左足シュート。枠外に飛んだが、序盤から果敢にゴールへと迫っていった。

 すると前半15分、富山一の狙いが功を奏す。高木の左CKをニアサイドのDF丸山以祐(3年)がドンピシャヘッド。ゴールに叩き込み、1-0と先制に成功した。

 富山一は得点後から5-3-2の布陣を崩さず、試合を落ち着かせる。一方、ボールを持った神村学園が反撃開始。前半22分、MF濱屋悠哉(3年)が中盤から右足ミドルを放つがゴール左外へ。同24分には濱屋がPA内に運び、PA手前にこぼれたところをMF永吉飛翔(2年)が右足ダイレクトで合わせるが、またしてもゴール枠外へと逸れた。33分にはMF軸丸広大(3年)の浮き球パスをFW寺田聡(2年)が落とし、濱屋がボレーを放つが枠内には収まらなかった。

 富山一は前半を1-0で折り返すと、後半開始から少しずつ攻め立てる。後半2分にはFW吉倉昇空(2年)がドリブル突破でPA右から右足シュートを放ち、ゴールを脅かす。同4分には中盤からのFKを高木が蹴り、DF吉藤廉(3年)が頭で折り返すが、相手のブロックに遭った。

 神村学園は後半15分にMF加治屋陸(3年)に代えてMF樋渡鯉太郎(3年)を投入も、流れは引き寄せられない。富山一はMF広瀬翔一朗(3年)が中盤から前線に浮き球のスルーパスを放ち、FW碓井聖生(3年)が反応。PA右で相手DFをかわしてシュートを放つが、GK吉山太陽(2年)の好セーブに阻まれた。

 神村学園が後半23分、右サイドからの攻撃がPA手前に落ちていくと、走り込んだDF下川床勇斗(2年)が渾身の左足シュート。しかし富山一はGK中村純四郎(3年)が体勢を崩していたが、DF牧野奏太(3年)が体を張ってブロックした。

 流れを掴む神村学園だが、富山一は簡単にゴールを割らせない。後半35分にはFKから神村学園のカウンターとなるが、富山一は途中出場のMF中嶋颯樹(3年)がスライディングタックルでしっかり相手の攻撃を封じてみせた。

 富山一がそのまま試合を締め切り、1-0で勝利。1回戦後に富山一の大塚一朗監督が語った「先手を取って、0点に抑えてっていうのが本来のうちのパターン」という言葉通りの展開で、3回戦進出を決めた。次戦は前回王者で、2回戦を大量6得点で勝利した王者・青森山田との大一番となる。

(取材・文 石川祐介)
●【特設】高校選手権2019

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