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数的優位の29分間を生かせず…初出場の専大北上、2回戦敗退も「十分やれることを示してくれた」

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PK戦の末に敗れた専修大北上高(岩手)

[1.2 選手権2回戦 専修大北上高0-0(PK5-6)國學院久我山高 NACK]

 1人多い状況で29分間を戦った。しかし、専修大北上高(岩手)はPK戦の末、國學院久我山高に敗れた。チームを率いる小原昭弘監督は、「もっと上に連れていってあげたかった」と悔しさを滲ませた。

 前半をスコアレスで折り返すと、後半11分に抜け出そうとしたFW阿部耀仁(2年)がDF加納直樹(3年)のファウルを誘う。2度目の警告を受けた加納は退場し、専修大北上は数的優位に立った。当然、「一つ取りに行こうと話した」と1人多い状況を生かしてゴールを狙いに行った。

 しかし、フィニッシュまで持ち込めない。交代カードを使って流れを変えようとしたが、「なかなかうまく回らなかった」。試合終盤には1人少ない國學院久我山に押し込まれた。GK高橋諒朋(3年)の好セーブでしのいでPK戦へと持ち込んだが、数的優位を生かして前後半の80分間で勝負を決められなかった。

 そして7人目までもつれ込んだPK戦では、2人が失敗して5-6で敗れた。「自信を持って選んだ選手たち。そこは仕方ない。1人多くなったのに選手たちが受け身になってしまったので、こちらのアプローチの仕方が悪かったと思う」と反省を口にした。

 初出場ながらも、31日の1回戦・龍谷戦で3-1の勝利を収めた。「一つ勝って十分やれることを示してくれた部分は、選手たちが努力してきた結果。これをスタンダードにして、より高みを目指せるチームにしていきたい」。歴史的な白星をきっかけに、さらなる進化を遂げて再び全国の舞台に戻ってくる。

(取材・文 折戸岳彦)
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