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10人のバルセロナが中国人FWに屈す…2020年初戦で痛恨ドロー、レアルと同勝ち点に

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同点ゴールを決めたエスパニョールFWウー・レイ

[1.4 リーガ・エスパニョーラ第19節 エスパニョール2-2バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラは4日、第19節を各地で行い、バルセロナエスパニョールと2-2で引き分けた。勝利が目前となっていた後半43分、中国人FWウー・レイに同点ゴールを献上。得失点差で首位を死守したものの、2位のR・マドリーと勝ち点で並んだ。

 先に試合を動かしたのはホームのエスパニョールだった。前半23分、右サイドで獲得したFKをMFマルク・ロカがインスイングのボールを放り込むと、ニアサイドでDFダビド・ロペスがフリック気味のヘディングシュート。これがファーサイドネットを揺らし、貴重な先制点が入った。

 バルセロナは前半41分、右サイドを駆け上がったDFセルジ・ロベルトのクロスにFWリオネル・メッシが頭で飛び込むもボールはGKの正面。43分、ドリブルで3人を振り切って切り込んだFWルイス・スアレスが右足アウトサイドキックで狙ったが、シュートは右ポストを叩いた。

 なかなかゴールを奪えないバルセロナだったが後半5分、DFジョルディ・アルバのグラウンダーのクロスにニアでスアレスが合わせて同点。さらに14分、またもJ・アルバが中に入れると、相手に当たったボールをスアレスが収め、アウトサイドでのクロスにMFアルトゥーロ・ビダルが頭で突き刺して、勝ち越しに成功した。

 バルセロナは後半20分、メッシの30mドリブル突破からスルーパスがスアレスに入ったが、シュートはGKディエゴ・ロペスがビッグセーブ。30分には相手の突破を手で止めたMFフレンキー・デ・ヨングに2枚目のイエローカードが提示され、残り15分余りを10人で戦うこととなった。

 するとその後はエスパニョールのペース。後半35分、M・ロカのクロスに合わせたウー・レイのヘッドはGKネトにキャッチされたが、43分に試合が動いた。FWマティアス・バルガスのスルーパスが裏に通ると、PA内右に抜けたウー・レイが果敢なシュート。これがゴール左隅に突き刺さり、中国人FWの今季2点目がバルセロナ相手の勝ち点奪取につながった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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