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仙台育英MF豊倉は前半19分にハードタックルで負傷交代…「試合後に謝ってくれた」

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仙台育英は8強で大会を去る(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[1.5 高校選手権準々決勝 帝京長岡1-0仙台育英 等々力]

 仙台育英高のMF豊倉博斗(2年)は前半19分に負傷交代した。

 勝ち上がってきた3試合すべてにフル出場してきた豊倉だが、前半13分に帝京長岡高のDF酒匂駿太(2年)のやや強めのタックルを足に受けてしまった。右足首を負傷。治療を試みたがピッチに戻ることは出来なかった。

 試合終了の瞬間はベンチで見届けた。悔しい気持ちはあったが、まずはここまで連れてきてくれた先輩たちへの感謝の気持ちが頭の中を巡ったという。

 さらに試合後には酒匂から謝罪の言葉も貰った。「直後はすごく怒りもあった」と素直な気持ちも明かした豊倉だが、「悪意があったわけではないので。お互い次に切り替えて、相手は次は山田ですけど、自分たちの想いも背負って戦ってほしいなと思います」とエールを送った。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2019

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