リバプールのスペイン人GKアドリアンが、指揮官ユルゲン・クロップについて言及している。イギリスメディア『デイリー・メール』のインタビューを通して語った。

「クロップは船の船長のようなものだね。選手たちはリーダーの彼に従って戦っている。チームが勝つために必要なことを選手たち全員が共有していて、そのために必要なことを各自がサポートする、ってところかな」

「監督は今、世界で最高の指揮官だと思う。選手たちの結束も岩のように強固だし、岩を割ることは本当に難しい。選手だけでないね。チームスタッフやファンのみんなも一体となっている。リバプールに関わる誰もが家族のようなものなんだ」

　その一方でアドリアンはライバルチームの指揮官ジョゼップ・グアルディオラについて「確かにグアルディオラはバルセロナで素晴らしい時間を過ごしたし、あのチームですべてを勝ち取った。だけどリバプールの今の勢いはそれを凌駕するものがあると思う」と続け、クロップが現代最高の指導者だと強調している。

　アドリアンはリバプールにおいて、ブラジル代表GKアリソン・ベッカーに続く第2GKという立ち位置にあるが、ポジション争いに前向きな姿勢を見せている。

「いつだって僕らは同じ条件で戦っている。確かに僕は控えという状況かもしれないが、それを不遇だと思っていないし、監督のことを信じている。クロップがいつ自分を必要とするか分からないから、常に準備をしておくんだ。それは僕がプレーヤーとしてすべきことだ」

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