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[MOM3145]東海大大阪仰星MF廣岡一樹(2年)_バルベルデのように。運動量強みの大型ボランチが1-0勝利に貢献

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東海大大阪仰星高MF廣岡一樹は豊富な運動量と高さを持つ大型ボランチ

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.6 NB CUP準決勝 関西学院高 0-1 東海大大阪仰星高 時之栖裾野G]

 東海大大阪仰星高は我慢の展開となった後半を凌いで1-0で勝利。MF廣岡一樹(2年)とMF松名大輝(1年)のダブルボランチはセカンドボールを拾う部分など守備意識高く戦い続けて勝利に貢献した。

 特に「セカンドボールを拾うということと、球際、接点のところで負けないというところで意識しました」という廣岡は、本人も武器と考えている184cmの高さを活かした空中戦の強さと、運動量でもチームにプラスアルファをもたらしていた。

 そして、試合終盤まで出場して1-0で勝った試合について、「立ち上がりに早めに点が獲れたことと、押し込まれた展開の中でも無失点で試合を終えられたというところが良かったと思います」とコメント。その上で、「このレベルでちょっとできていたというので満足していたら勝てないと思うので、もっとレベルを上げたいと思います」と引き締めていた。

 決勝でも存在感のあるプレーを見せていたが、本人は攻撃面での物足りなさを口にする。「運動量とか上げていって、色々なプレーに絡むというところと、あとはアシストとか、ゴールに絡むというところももっと増やさないといけない。この遠征ではほとんど(ゴールに)絡めていないので改善したい」。運動量を活かして攻守両面でチームを支えられる選手になることが目標だ。

 理想とする選手がレアル・マドリーにいる。それはウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ。廣岡は、豊富な運動量に加えて一つ一つのプレーの質が高いと感じているバルベルデを目指して成長し、東海大仰星が「獲れるタイトルを全部獲る」ことに貢献する。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

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