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ネイマール「2019年はつらかった」…怪我、強姦疑惑、指揮官との確執、サポーターとのいざこざ、審判とのいざこざ

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FWネイマールが2019年を振り返る

 サッカー界のスター、FWネイマールにとって2019年はつらい年になったようだ。7日、英『スカイ』がその内実を伝えている。

 ネイマールは昨年を振り返り、「個人的にも仕事的にも」つらい1年だったと語った。その内容はパリSGでの今後や怪我の問題、そして私生活における論争を受けてのものだ。

 サッカー選手としてのネイマールは昨季怪我の影響で計30試合を欠場した。また昨夏にはバルセロナ移籍の噂も囁かれていたが、交渉は破談。「仕事としても個人としても、2019年は僕にとってつらいものだった」と胸中を明かす。

「学習と転機に満ちた1年だった。怪我をしてしまい、そこから戻ってこなければならなかった。そしたらまた怪我をしてしまった」

 負傷から復帰後は、連続で決勝点を挙げるなど素晴らしいパフォーマンスを見せたが、ファンからはブーイングも。それはバルセロナ復帰の噂が挙がっていたからだという。

 ネイマールを苦しめたことにプライベートの問題もある。ブラジル警察は、モデルのナジーラ・トリンダージ氏と彼女の元パートナーを、4か月前にネイマールに対して行われた強姦の申し立てに対して、詐欺で告発。ネイマールは容疑を否認しており、何を間違ったことはしていないと主張した。

 さらに苦難は続く。パリSGのトーマス・トゥヘル監督はネイマールがマドリーで行われたデービス杯に参加するという決断を快く思っていないと明かした。またクープ・ドゥ・フランス決勝では、ネイマールがサポーターに殴りかかったように見えたこともあった。昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦(●1-3)では、SNS上で審判に対して不適切なコメントをしたことで3試合の出場停止処分を食らったこともある(後に2試合に変更)。

 試練の年となった2019年。しかしネイマールは「悪い年だったように見えるけど、多くの学びと経験が得られた年だった」とネガティブに受け止めない。「ポジティブな部分を受け取り、2020年をより良いものにしていきたい」と強いメンタリティを見せている。

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