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異例のサウジ開催で“事件”発生…スタジアム乱入者がメッシに抱きつく

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乱入者に抱きつかれるバルセロナFWリオネル・メッシ

 サウジアラビアで行われているスペインのスーペル・コパ。バルセロナは準決勝でアトレティコ・マドリーに逆転負けを喫したが、試合後にはピッチ内に乱入した観客がFWリオネル・メッシに抱きつくという事件も起きていたようだ。スペイン紙『マルカ』が報じている。

 スーペル・コパは今回から、大会方式が大幅に変更された。例年は前年度のリーガ・エスパニョーラ王者とコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)王者が開幕前に対戦する枠組みだったが、今回からはそれぞれの準優勝チームも加えた4チームが参戦。また開催地は国外のサウジアラビアとなり、開催期間もシーズン中という異例づくめのフォーマットとなっている。

 3年間の開催権を落札しているサウジアラビア側からは、スペインサッカー連盟(RFEF)に約1億2000万ユーロ(約146億円)という金額が支払われる予定となっており、これらの資金の一部は女子サッカーやフットサルにも投じられるとされている。

 一方、新年早々シーズン中の欧州外遠征は選手への負担も大きく、バルセロナエルネスト・バルベルデ監督も大会前に「フットボールはビジネスになった。それが、われわれがここにいる理由だ」と疑問を呈していた。

 そんな最中に起きた一大事。『マルカ』では「メッシの恐怖」の見出しで乱入者がメッシに抱きつく写真を掲載し、「スタジアムのセキュリティを嘲笑うかのようにアルゼンチン人にたどり着いたため、試合終了後に小さな恐怖を味わった」と説明した。メッシは試合後の取材にも応えるなど身の安全に問題はなかったようだが、ひやりとさせられる出来事だった。

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