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地元メディアが主張…大迫勇也は“残留争い不向き”?ケルン時代から知る同僚は反論「今後とても重要になるはず」

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 ブレーメンの日本代表FW大迫勇也は残留争いは苦手なのだろうか。同僚のレオナルド・ビッテンコートは地元メディアで描かれるそのようなイメージには納得しないようだ。

 ブレーメンはシーズン前半戦を終え、自動降格の17位と低迷。ウィンターブレイク前のリーグ戦直近4試合は4連敗。バイエルン・ミュンヘン戦、マインツ戦ではそれぞれ5点差の大敗を喫し、残留争いのライバル、パダーボルンやケルンにも敗れている。

 そんななか、シーズン序盤は好調だった大迫も調子を落とし、ここ5試合は得点に絡めず。さらに地元メディアでは大人しい人柄の印象が強いようで、「残留争いが苦手」のイメージが定着しつつあるようだ。だが、ケルンでともにプレーし、昨夏に再びチームメートとなったビッテンコートは『ヴェーザークリーア』で、「ユウヤはケルンが降格したシーズンも僕たちにとってとても重要だった」と強調すると次のように続けた。

「ユウヤが抱えている問題は数多い日本代表での試合だ。非常に長い旅を繰り返し、多くの試合をこなしてきている。すると、シーズンの途中に少しばかりか調子を落とすことだってあり得る」

「ユウヤはシーズン序盤はスーパーなプレーを見せ、ゴールを決めていたが、それから負傷している。そして負傷明けには、他のメンバーが離脱していたため、すぐに100%を出すことが求められていたんだ」

「でも僕は彼を知っているし、後半戦はまた彼らしいプレーを見せてくれるだろう。彼は今後僕たちにとってとても重要になるはずだ」

 現在スペインのマジョルカで合宿中のブレーメンは12日には日本代表MF原口元気が所属するハノーファーとのテストマッチを予定。大迫は冬季中断期の間に調子を取り戻し、後半戦はビッテンコートが予想するように、自身に対する懐疑的な見方を覆せるのだろうか。

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