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南野のプレミアデビューはお預け…リバプールが12連勝!フィルミーノV弾でトッテナムを撃破

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先制点を挙げたロベルト・フィルミーノ

[1.11 プレミア第22節 トッテナム0-1リバプール]

 プレミアリーグは11日、第22節を行い、日本代表FW南野拓実の所属するリバプールは敵地でトッテナムと対戦。FWロベルト・フィルミーノの1点を守り抜いて1-0で勝った。ベンチスタートとなった南野のプレミアデビューは次節以降へお預けとなった。

 5日に行われたFAカップ(国内杯)3回戦でミドルスブラ(2部相当)と1-1で引き分け、再試合となってしまったトッテナムは、先発3人を変更。DFダビンソン・サンチェスとDFダニー・ローズ、そして20歳DFジャフェット・タンガンガがプレミアデビュー戦となった。一方、FWハリー・ケインやMFムサ・シソコは負傷により欠場となっている。

 FAカップ3回戦のエバートン戦を若手主体で臨んだリバプールは、DFジョー・ゴメスを除く10人を変更。FWモハメド・サラーやFWサディオ・マネ、DFフィルヒル・ファン・ダイクら主力が先発復帰し、中盤にはMFジョーダン・ヘンダーソンとMFアレックス・オクスレイド・チェンバレン、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが起用。南野はMFジェルダン・シャキリらと共にベンチスタートとなった。

 1年間プレミアで負けていないリバプールは前半2分にさっそく決定機。チェンバレンの浮き球パスで抜け出したFWロベルト・フィルミーノがPA右で切り返し、左足シュートを放つ。GKパウロ・ガッサニーガのいないゴール左に蹴り込んだが、カバーに入ったタンガンガの好守に阻まれ、こぼれ球からチェンバレンが放ったシュートも左ポストを叩き、早々のチャンスを逃した。

 対するトッテナムは押し込まれる展開となったが、自陣からロングパスを送り、縦に早い攻撃を実行。前半5分にMFルーカスが左から切れ込んで右足シュート、7分にはハーフェーライン付近でヘンダーソンからボールを奪ったFWソン・フンミンが持ち前のスピードを生かしてドリブル突破をみせるなど、ポゼッションでは大きく下回りながらも効果的な攻撃を見せた。

 ボールの主導権を握り、フィルミーノが中盤に下がってきて攻撃の組み立てに絡むなど、正確なパス交換でトッテナムにゴールに迫る。前半23分、左CKからヘンダーソンが浮き球でつないだボールをファン・ダイクが決定的なヘディングシュート。これはGKガッサニーガの好セーブに阻まれたが、37分に左スローインの流れから先制に成功する。

 左サイドからDFアンドリュー・ロバートソンがスローインを入れ、相手のクリアに詰めたヘンダーソンがPA中央のサラーにつなぎ、相手を背負いながらサラーが左へ送る。これをフィルミーノが左足で沈め、リバプールが先制。リードをしてハーフタイムに入った。

 後半もリバプールが試合を優勢に進め、ルーカスやソン・フンミンにゴールに迫られるシーンがありながらも、ファン・ダイクの好守などで得点を許さず。20分にはPA右からDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが右足アウトで供給したクロスをマネが頭で合わせたが、GKガッサニーガに左手で止められ、追加点とはならなかった。

 耐える時間が続くトッテナムは、後半24分に2枚替え。ローズとMFクリスティアン・エリクセンを下げ、MFエリク・ラメラとMFジョバニ・ロ・セルソをピッチに送り込む。30分、敵陣中央でロ・セルソがボールを奪い、ルーカスがPA左へ送ったパスをソン・フンミンが右足で狙う。前からのプレスで人数をかけた攻撃となったが、シュートは枠を外れ、決定機を逃した。

 もう1点ほしいリバプールは後半36分にマネを下げてFWディボック・オリギを投入。しかし、終盤にかけて攻勢を強めたトッテナムがシュートシーンを増やしていく。37分、ソン・フンミンが大きく右サイドへ展開し、DFセルジュ・オーリエがゴール前を横断するカーブのかかったクロスを供給。ファーサイドに走り込んだロ・セルソが滑り込みながら合わせたが、枠を外れてしまい、ジョゼ・モウリーニョ監督も頭を抱えた。

 トッテナムの猛攻を受けるリバプールは後半アディショナルタイムに最後の交代カードでシャキリをピッチへ。今節での南野のプレミアデビューとはならなかった。試合はリバプールが1点を守り抜いて、1-0で完封勝利。プレミア12連勝で2位レスター・シティと暫定16差とした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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