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あのマイコンをぶち抜いた衝撃から10年…21歳ベイルを輝かせた“魔法の豆”をクラウチが明かす

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トッテナム時代のFWガレス・ベイル

 元イングランド代表FWのピーター・クラウチ氏が英『フォー・フォー・トゥー』のインタビューに応じ、レアル・マドリーに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルトッテナム時代のエピソードを明かした。スペイン『アス』が伝えている。

 クラウチ氏はトッテナム在籍時の2009年から2011年にかけて、ベイルとともにプレー。ベイルが世界にその名をとどろかせたのは、2010-11シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のインテル戦だった。

 21歳だったベイルは、同サイドで当時“世界最高の右サイドバック”と呼ばれていた元ブラジル代表DFマイコン(現クリシューマ/ブラジル)とマッチアップし、手がつけられないほどのスピードで同選手を翻弄。ホーム戦(●3-4)でハットトリックを達成すると、続くアウェー戦(○3-1)でもクラウチのゴールを演出するなど、2アシストの活躍を見せた。

 トッテナム時代を振り返ったクラウチ氏は、成長の真っ只中だったベイルの行動を観察し、それを真似したことがあると告白している。

「トッテナムでベイルが(左サイドを)激しくアップダウンし、インテル戦でマイコンを引き裂くのを見て、『どうやったらあんなプレーができるんだ?』と自問自答した。それから、彼がジムには行かずにベイクドビーンズ(インゲンマメを甘辛いソースで調理した料理)を乗せたトーストだけを食べているのに気づき、同じことを始めてみた。だが、いくつかの豆は他の豆よりも魔法を持っているんだと思う」

 ベイルのコピーはクラウチに効果を与えなかったようだ。ただ、元イングランド代表ストライカーが驚いたことに、“魔法の豆”に頼っていたのはベイルだけではなかったという。「最近ポール・スコールズと話をして、彼に試合前の食事は何かと訪ねたところ、ベイクドビーンズと答えたんだ」と打ち明けている。

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