beacon

ドルトムントに新たなスターが誕生?後半戦から17歳のアメリカ人がトップチームに昇格

このエントリーをはてなブックマークに追加

17歳MFジョバンニ・レイナがトップチームに昇格

 新たなスターが生まれるのだろうか。ドルトムントは下部組織からU-17アメリカ代表MFジョバンニ・レイナをトップチームに引き上げた。

 昨年11月に17歳の誕生日を迎えたレイナは、現役時代にレバークーゼンやボルフスブルク、マンチェスター・シティなどでプレーした元アメリカ代表MFのクラウディオ・レイナ氏を父に持ついつ逸材。昨夏にニューヨーク・シティFCアカデミーからドルトムントのU-19チームに加入したものの、これまでトップチームのメンバー入りは結局起用されなかった第14節デュッセルドルフ戦のみとなっている。

 しかし、ここに来てプロキャリアにおいて大きな一歩を踏み出すチャンスが訪れるようだ。18日に行われる後半戦開幕節でアウェーでアウクスブルクと対戦するドルトムントだが、そんな彼も遠征メンバーに含まれることが判明。リュシアン・ファーブル監督は試合に向けた記者会見で「ジョバンニ・レイナは(メンバー)候補だけではなく、必ずスカッドに含まれるだろう」と明言した。

 同席したミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)も同選手について「夏のアメリカツアーでも(トップチームと)一緒だったし、スーパーな印象を残していた。17歳にしては身体もかなり発達している」と太鼓判。下部組織から若手を引き上げるのは「見た目が良いからだけではなく、競技面において有意義だからすることだ。スカッド全体に新たな刺激を与えるだろう」と期待を寄せた。

 ドルトムントでブレイクを果たしたアメリカ人の若手と言えば、2015年2月、16歳時に同クラブの下部組織に加わった現チェルシーのMFクリスティアン・プリシッチが思い浮かぶが、レイナはそんな先輩よりも半年早くトップに昇格。現U-17アメリカ代表のキャプテンも務める17歳に出番は訪れるのか、そしてどのようなプレーを見せるのか注目したいところだ。

●ブンデスリーガ2019-20特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP