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U-22代表が緊急合宿、谷口、興梠らテストへ

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 U-22日本代表の反町康治監督(43)が30日、東京都内でスタッフ会議を開き、11月6~7日に千葉県内で緊急合宿を行うことを決めた、と31日付スポーツ報知が報じている。北京五輪アジア最終予選第5戦ベトナム戦(11月17日)、最終戦サウジアラビア戦(同21日)に向けて、川崎F不動のボランチ・MF谷口博之(22)や、鹿島で6得点をマークしているFW興梠慎三(21)らJリーグで好調の選手をチェックする模様だ。

 Jクラブに配慮し、年間予定にない合宿を行うことを避けてきた反町監督が、土壇場で禁を破った。当初は2連戦に向けて11日に集合する予定だったが、現在は五輪出場へ2連勝が求められる厳しい状況。そのため急きょ各Jクラブに協力を要請し、許諾を得た。反町監督は「選手は全部、見直している」。合宿では練習試合を行い、戦力の再発掘に力を注ぐ。

 11月12日にベトナムに入った後に地元クラブと練習試合を行うプランも浮上。情報漏えいのリスクを考慮し、慎重に調整法を検討している。「勝つ確率を1%でも上げるためにできることをやっていく」と指揮官はラストスパートへ向けて語ったという。

(文 吉田太郎)

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