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柴崎岳が決勝点を絶妙アシスト! 泥沼乗り越えたデポルティボ、首位も破って復活4連勝

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決勝点を喜ぶデポルティボの選手たち

[1.19 スペイン2部 デポルティボ1-0カディス]

 スペイン2部リーグは19日、第24節を各地で行い、MF柴崎岳所属のデポルティボが首位のカディスに1-0で勝利した。公式戦3試合連続フル出場を果たした柴崎は、8月25日に行われた第2節ウエスカ戦以来約5か月ぶりのアシストを記録。これが決勝点となり、破竹の4連勝に大きく貢献した。

 12月下旬にフェルナンド・バスケス監督が新たに就任し、最下位から巻き返しを図っているデポルティボ。チームがリーグ戦3連勝で好調を継続する中、左足の負傷が癒えた柴崎はいずれもフル出場を果たした12日の国王杯ウニオシタス戦(●1-1、PK7-8)、16日のラシン戦(○2-1)に続き、この日も先発出場を果たした。

 序盤からしっかりとボールを握って攻め込む狙いが見られるデポルティボは前半23分、右サイドを駆け上がったMFエネコ・ボベダのクロスが相手のDFアルフォンソ・エスピノの腕に当たったが、ファウルを告げる笛は鳴らずに場内は騒然。しかし、脇を閉めた自然な位置に腕があったため、VARチェックを経ても介入は行われず、そのままプレーが続けられた。

 それでも引き続き優位を保ったデポルティボが後半21分、柴崎のパスで先制に成功した。後方からのパスを受け、斜めの動きで相手の最終ラインと駆け引きした柴崎は、スペースを突いた絶妙なスルーパスを配給。これにタイミング良く抜け出したFWサビン・メリノが冷静にゴールへ流し込み、柴崎にアシストがついた。

 その後も5-4-1で強固なブロックを敷くデポルティボは首位を独走するカディスの攻撃をシャットアウト。今季2度目の1-0勝利を挙げた。開幕節の白星を最後に20試合にわたって勝ちがなく、1勝9分10敗という泥沼に沈んでいたチームだが、最下位で迎えた第21節テネリフェ戦(○2-1)の勝利から破竹の4連勝。試合終了時点では暫定18位に浮上し、ついに降格圏脱出へ光が見えてきた。

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