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3部相手に主力起用のR・マドリー、一時同点もコパ・デル・レイ初戦突破

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先制点を決めたレアル・マドリーFWガレス・ベイル

[1.22 コパ・デル・レイ3回戦 ウニオニスタス1-3R・マドリー]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)は22日、3回戦を各地で行い、ここからの登場となったレアル・マドリーがウニオニスタス・デ・サラマンカ(3部相当)を3-1で下した。前半18分に先制しながら一時は同点に追いつかれるも、そこから途中出場MFブラヒム・ディアスのゴールなどで突き放し、辛くもベスト16進出を果たした。

 原則、格下クラブのホームスタジアムで行われるコパ・デル・レイ。3回戦からの参加となったR・マドリーは大学都市サラマンカへの遠征となった。ウニオニスタスは2回戦でMF柴崎岳所属のデポルティボをPK戦の末に破り、2013年のクラブ創設以来初の32強入り。収容3000人のピスタス・デ・エルマンティコは超満員となった。

 R・マドリーは格下相手の一戦に向け、主力メンバーを中心に起用。最後尾こそGKアルフォンス・アレオラが務めたが、3バックには左からDFマルセロ、DFナチョ・フェルナンデス、DFエデル・ミリトン、DFダニエル・カルバハル。中盤3枚にはMFハメス・ロドリゲス、MFカゼミーロ、MFフェデリコ・バルベルデが入り、3トップはFWビニシウス・ジュニオール、FWカリム・ベンゼマ、FWガレス・ベイルが並んだ。

 試合は前半18分、R・マドリーが動かした。左サイドに開いたJ・ロドリゲスのクロスは相手に阻まれたが、うまくセカンドボールを拾ったベイルが胸でトラップ。ハーフボレー気味に叩いた右足シュートが相手に当たり、軌道が変わってゴール右隅に吸い込まれた。

 R・マドリーは前半37分、カゼミーロからの浮き球パスに右サイドから抜け出したJ・ロドリゲスがループで狙ったが、今度はクロスバーに当たって枠外へ。全体的には直近の数日間にわたって続いた天候不良の影響で荒れ模様となっていたピッチにも苦しみ、攻めあぐねる時間帯が続いた前半を1点のリードで終えた。

 すると後半12分、ウニオニスタスが同点に追いついた。R・マドリーは左サイドのスローインからパスワークが乱れ、マルセロの浮き球パスがE・ミリトンに通らず、これをかっさらったのは途中出場の23歳FWアルバロ・ロメロ・モリージョ。果敢なドリブル突破からドライブ気味の左足シュートを突き刺し、世界屈指の名門を相手に貴重な1点を奪ってみせた。

 ところが後半17分、R・マドリーは左サイドでベンゼマのパスを受けたマルセロが折り返すと、B・ディアスが合わせたボールをDFゴンゴラ・マテオがクリアしきれずオウンゴールで勝ち越し。40分すぎの連続決定機は相手GKのビッグセーブにも遭ったが、アディショナルタイム2分に右サイドを突破したB・ディアスがダメ押しゴールを決め、4回戦進出を果たした。

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