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南野拓実が待望のプレミアデビュー!リバプール、難敵ウルブスに苦戦もフィルミーノV弾で14連勝

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急遽出番が回ってきた南野拓実

[1.23 プレミア第24節 リバプール2-1ウルブス]

 プレミアリーグ第24節が23日に行われ、日本代表FW南野拓実の所属するリバプールは敵地でウォルバーハンプトンと対戦し、2-1で勝利した。3試合連続ベンチスタートの南野は前半33分にプレミアデビュー。後半15分にはシュートも放ったが、移籍後初ゴールとはならなかった。

 19日のマンチェスター・ユナイテッド戦を2-0で制し、7試合連続でクリーンシートを達成したリバプールは、同じ11人を起用。前線にはおなじみのFWモハメド・サラー、FWサディオ・マネ、FWロベルト・フィルミーノが並んだ。対する7位ウルブスも18日のサウサンプトン戦と同じメンバーを送り出し、ホームでの首位撃破を狙った。

 試合は早々に動いた。前半8分、右CKを得たリバプールはDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが右足でクロスを供給すると、ニアに走り込んだMFジョーダン・ヘンダーソンが頭で合わせて幸先よく先制。直後の10分には、ショートコーナーからDFマット・ドハーティに決定的なヘディングシュートを打たれたが、枠を外れて事なきを得た。

 しかし、リバプールにアクシデント発生。前半32分、交代を要求したマネがピッチに座り込み、南野との交代を余儀なくされる。急遽出番が回ってきた南野は、4-3-3から4-4-2に変更した左サイドハーフに。積極的にパスコースに顔を出し、前半アディショナルタイム2分にはチャンスシーンでサラーと並走したが、パスは出てこなかった。

 前半を1点リードで折り返したリバプールは、後半開始から南野を右、MFアレックス・オクスレイド・チェンバレンを左に変更。2分には、サラーが高い位置でボールを奪い返し、PA左から左足を振り抜いたが、GKルイ・パトリシオの好セーブに阻まれた。

 すると、ウルブスはこの日リバプールの脅威となっていたFWアダマ・トラオレから得点が生まれる。後半6分、カウンターからFWラウール・ヒメネスがダブルタッチで相手をかわして右サイドへスルーパス。そのままゴール前に走り込み、トラオレのクロスを頭で合わせ、貴重な同点ゴールを突き刺した。

 これでウルブスに勢いが生まれ、南野にもなかなかボールが回ってこず、リバプールは耐える時間帯に。それでも、後半15分にFKから右サイドでパスを受けたサラーが中央へパスを送ると、PA手前から南野が右足ダイレクトシュートを放つ。しかし、相手のブロックに阻まれ、プレミアデビュー戦での初ゴールとはならなかった。

 ウルブスは後半20分にトラオレがPA右から右足を振り抜くもGKアリソン・ベッカーが好セーブ。流れを引き戻したいリバプールは25分にチェンバレンを下げ、負傷明けのMFファビーニョを投入。4-3-3に戻し、ファビーニョがアンカー、前線は左にフィルミーノ、右に南野、中央にサラーを配置した。

 ウルブスの守備を崩す切ることができないリバプール。後半37分、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの浮き球パスからフィルミーノがPA左へ抜け出し、決定的なシュートを放ったが、パトリシオに防がれてしまう。最後の交代カードでFWディボック・オリギが準備する中、リバプールが勝負強さを見せる。

 後半39分、サラーが中央で相手をひきつけ、カバーに入ったヘンダーソンがくさびのパス。これをPA右で受けたフィルミーノが中央へ切れ込み、左足シュートを突き刺して2-1と勝ち越しに成功した。試合はそのままリバプールが勝利。8試合ぶりの失点を喫したが、連勝を『14』に伸ばしている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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