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東京五輪行き最後の椅子はオーストラリア! ウズベキスタンは“6分で退場”の誤算も

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オーストラリアが東京五輪への出場権を獲得

[1.25 AFC U-23選手権3位決定戦 オーストラリア1-0ウズベキスタン]

 AFC U-23選手権タイ2020(東京オリンピック・アジア最終予選)の3位決定戦が25日に行われた。U-23オーストラリア代表はU-23ウズベキスタン代表に1-0で勝利し、3大会ぶり8回目の出場が決定。敗れたウズベキスタンはあと一歩のところで初出場を逃した。

 東京五輪のアジア出場枠は開催国の日本を除いて3つ。22日の準決勝を制してファイナルに進出したサウジアラビアと韓国がすでに出場権を獲得しており、オーストラリアとウズベキスタンは最後の椅子を懸けた一戦に臨んだ。

 前半をスコアレスで折り返した試合は、ハーフタイム明け直後に動く。後半2分、MFザック・ダンカンの縦パスを受けたFWニコラス・ダゴスティーノがドリブルで複数のマークを振りほどき、PA内中央に進入。右足で狙い澄ましたシュートをゴール右に流し込み、守勢だったオーストラリアが均衡を破った。

 押し気味の展開の中で先制を許したウズベキスタンは、後半8分にMFオイベク・バザーロフを投入。だが、そのバザーロフが同14分に浮き球の競り合いでダンカンを足裏で蹴ってしまい、出場からわずか6分で一発退場を命じられる。

 そのまま1点のリードを守り切ったオーストラリアが1-0の完封勝利。2008年の北京五輪以来、12年ぶりに本大会への切符をつかんだ。なお、サウジアラビアと韓国の決勝は26日に開催される。

▼AFC U-23選手権タイ2020(東京五輪最終予選)特集ページ

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