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低調ナポリが王者撃破で4戦ぶり白星! ユーベはC・ロナウドが8戦連続弾も…6戦ぶりに敗れる

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ナポリが4試合ぶりの白星

[1.26 セリエA第21節 ナポリ2-1ユベントス]

 セリエAは26日に第21節を行った。首位ユベントスは敵地でナポリと対戦し、1ー2で敗戦。ナポリは3連敗をストップさせ、4試合ぶりの勝利となった。

 5連勝中のユベントスはリーグ戦7試合連続得点を継続させるFWクリスティアーノ・ロナウドとFWゴンサロ・イグアインで2トップを形成。トップ下にFWパウロ・ディバラを配置し、4-3-1-2の布陣を敷く。マウリツィオ・サッリ監督は古巣との対決となった。

 ナポリはカルロ・アンチェロッティ監督からジェンナーロ・ガットゥーゾ監督に交代しても調子は上がらず、リーグ3連敗中。4-3-3の布陣でMFアランが欠場のために新加入のMFディエゴ・デンメを中盤のアンカーで起用し、前線の3トップはFWアルカディウシュ・ミリク、FWロレンツォ・インシーニェ、FWホセ・カジェホンを配置している。

 前半は互いに大きなチャンスはなく、ナポリはDFコスタス・マノラスら守備陣が、ユベントスはDFレオナルド・ボヌッチやDFマタイス・デ・リフトが奮闘。守備陣の活躍が目立つ形で、前半を0-0で折り返した。

 ユベントスは後半5分にアクシデント。MFミラレム・ピャニッチが自ら負傷を訴え、ピッチの外へ。MFアドリアン・ラビオが投入され、中盤のアンカーにはMFロドリゴ・ベンタンクールが入った。

 少しずつオープンな展開になっていくと、ユベントスは後半16分にカウンター。C・ロナウドが鮮やかな足技でマークをはがしながら前進し、前線のイグアインにパスを出す。イグアインはPA右から右足シュートを放つが、GKアレックス・メレトにセーブされた。

 ピンチを逃れたナポリがチャンスを掴む。後半18分、ゆっくりとボールを運んでインシーニェが中盤から鋭い右足ミドル。GKボイチェフ・シュチェスニーにはじかれるが、ゴール前に詰めたMFピオトル・ジエリンスキが押し込んで、待望の先制点を手にした。

 追いつきたいユベントスはMFブレズ・マトゥイディに代えてFWドウグラス・コスタを、ディバラに代えてFWフェデリコ・ベルナルデスキを投入。しかしナポリは冷静に守備ブロックを形成し、逃げ切りを図る。

 前目に出るユベントスに対し、ナポリが隙を突く。後半41分、カジェホンが右サイドからクロスを放ち、ファーサイドのインシーニェが豪快に右足ボレー。地面に叩き付けながら勝利を決定づける2点目を決めた。

 ユベントスも後半45分、ベンタンクールのロングパスにC・ロナウドが反応し、PA内から冷静にゴールを決める。リーグ戦8試合連続得点で一矢報いるが、反撃はそこで止まった。

 試合はそのまま終了し、ナポリが2-1で勝利。王者を撃破して4試合ぶりの白星となった。ユベントスは昨年12月7日のセリエA第15節・ラツィオ戦(●1-3)以来の敗戦となった。

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