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FA杯再試合“欠場”明言のクロップ・リバプールに異議…「非難と重い罰金が必要」

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ユルゲン・クロップ監督

 FA杯の再試合をユースチームで戦うというリバプールに対して、アクリントン・スタンリー(3部相当)のオーナーであるアンディー・ホルト氏はペナルティを与えるべきだとFAに対して呼びかけた。英『ミラー』が伝えている。

 リバプールは26日、FA杯の4回戦でシュールズベリー(3部相当)と2-2で引き分け、再試合を行うことになった。2月4日もしくは5日に組み込まれる予定だが、本来であればリバプールは2月2日から16日まで試合がなく、選手たちには“冬休み”が与えられる。

 ユルゲン・クロップ監督は「私は選手たちに2週間の冬休みがあると言ってある。つまり、我々がその場にいないことを意味する」と再試合の“欠場”を宣言。以前から過密日程に苦言を呈してきた指揮官はウィンターブレイクを守り、再試合をU-23チームで戦うと明言した。

 だが、アクリントン・スタンリーのオーナーであるアンディー・ホルト氏は、こうしたリバプールの態度に対し、ツイッター上で怒りを見せている。

「FA杯というのは勝たなければならない戦いであり、そうでなければ、この大会の特徴は完全に損なわれてしまう。勝たなければ次に進めない戦いであるべきだし、そうでなければ大会自体をやめてしまうべきだ」

「リバプールには非難と重い罰金が必要だ。彼らのためにあるサッカーじゃない。私たちのためのサッカーだ」

「常にプレミアリーグに道を譲るようなことは止めなければならない。FAかEFLが強権を発揮しなければ、他のオプションがなくなってしまうかもしれない。スタジアムの売上状況や、互いを訴えるクラブ、賃金の不払い、廃業するクラブ……そういった問題を私たちは抱えている」

「FAとEFLが行き過ぎていることを知るために、どれだけ多くの証拠が必要なのだろうか。サッカーは危機的状況にある。ピラミッドのために行動するか、さもなければ去るかだ」

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