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議論を呼ぶクロップのFA杯発言にレスター指揮官賛同「再試合の日程はばかげている」

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ブレンダン・ロジャーズ監督がクロップ監督に賛同

 FAカップ再試合の日程に不満を持つリバプールユルゲン・クロップ監督をレスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督が擁護した。

 FAカップ4回戦でリーグ1(3部)のシュルーズベリー相手に2-2のドローを演じたリバプール。大会の規定上、90分で決着がつかなかった場合、延長戦やPK戦ではなく後日に再試合が行われ、その予定がプレミアリーグのウィンターブレイク中である2月4日に組み込まれた。

 これに対して、リバプールのクロップ監督は反発。プレミアリーグのウィンターブレイクを尊重するために、シュルーズベリーとの再試合でファーストチームではなく、ユースチームを起用すると宣言し、FIFAクラブ・ワールドカップと同時期に行われたカラバオカップのアストン・ビラ戦同様の措置を取ることになるようだ。

 この発言に対してはFAカップへの敬意の欠如など批判的にも捉えられているが、レスターのロジャーズ監督は、27日の会見でクロップ監督に賛同している。「彼にはそうするだけの権利がある。だから、ファーストチームがあり、リザーブやユースの選手たちがいる」と話し、以下に続けた。

「12月やクリスマスシーズン、選手たちには大きな負担やプレッシャーが掛かっていた。ブレイクとまでは言えないが、少なからず選手たちがこの状況から離れ、回復できる期間は必要だ。それなのに、その期間内に再試合を組み込んだことはばかげている」

「ユルゲンにはチームを選ぶ権利がある。クラブが選手を雇っているのだから、そのクラブの利益のためにすべての選手を休ませることを選んでも問題はない。彼にはそうするだけのすべての権利がある」

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