beacon

ラツィオ、ジル獲得へチェルシー&選手と金銭面で合意も…インテルが横やりか

このエントリーをはてなブックマークに追加

オリビエ・ジルーの新天地は…

 チェルシーに所属するフランス代表FWオリビエ・ジルーを巡り、ラツィオとの合意が伝えられた一方、インテルも再び選手の獲得に関心を示している。イタリアメディア『スカイ・スポーツ』が31日に報じている。

 冬の移籍市場の期限が迫る中、ジルを巡る争奪戦が繰り広げられている。ラツィオはチェルシーFW獲得に向けて交渉を続けており、ここ数日で大幅な譲歩をしたことで、選手個人およびチェルシーと金銭面での合意に至ったという。しかしチェルシーは後釜として獲得を狙うナポリのFWドリース・メルテンスの確保が完了しておらず、移籍の許可を未だ下ろしていないようだ。

 そんな中、FWロメル・ルカクの控えとなるセンターフォワードの獲得を目指すインテルが再び関心を示し、期限ギリギリでの獲得を試みているという。インテルは当初、ジルをターゲットとしていたが、モナコFWイスラム・スリマニへと移行。しかしその後、再びジルへ関心を示して代理人と接触したと見られている。

 ジルは今シーズン、チェルシーでの公式戦出場がわずか7試合とベンチを温める日々が続く。今夏に行われるEURO2020へフランス代表として出場を目指す上で、シーズン後半戦における出場機会の確保が迫られている。

 なおチェルシーFWは、争奪戦から一旦退いたインテルよりも、猛プッシュを続けたラツィオへ好印象を抱いており、ローマ行きを優先する可能性が伝えられている。ただ移籍の実現はナポリとの取引の影響も受け、チェルシーの判断に委ねられることになるようだ。

 このためフランス人FWは、強硬手段として31日に予定されているチームの練習を欠席することも検討し、クラブに対して今冬の放出を訴える可能性も指摘されている。今後の動向は注目されるところだ。

●プレミアリーグ2019-20特集
●セリエA2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP