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インテルに移籍したA・ヤング、2戦フル稼働で1アシスト「とにかく良いスタートになった」

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新天地に順応したMFアシュリー・ヤング

 マンチェスター・ユナイテッドからインテルに加入したMFアシュリー・ヤングは新天地でさっそく順応を見せ始めている。クラブ公式サイトは30日、A・ヤングの手応えを伝えている。

 今冬の移籍でイタリアに戦いの場を移した34歳のイングランド人は、その研ぎ澄まされたセンスを駆使し、新天地でも活躍を見せ始めた。今月26日にセリエA第21節・カリアリ戦(△1-1)では右MFで先発入りしてセリエAデビュー。前半29分には高精度クロスでFWラウタロ・マルティネスの先制点をお膳立てしてみせた。

 また、29日のコッパ・イタリア準々決勝・フィオレンティーナ戦(○2-1)でも先発すると、今度は左サイドでプレー。攻守に堅実な動きでフル出場し、インテルの4強進出に大きく貢献した。

 クラブ公式サイトは「スカイ」のインタビューを掲載。A・ヤングは「とてもポジティブなスタートを切れたね。ここを気に入っているよ。ここまではとても楽しんでいる。すべての人たち、僕のチームメートからもスタッフからも素晴らしい歓迎を受けたからね」と手応えを語る。デビュー戦でのドローには「勝つ必要のある試合だった」と悔しさを見せつつも「とにかく僕にとっては良いスタートになったね」と明るさを見せた。

 デビュー戦でのアシストには「自分のチームメートに得点の機会を作り出せることはいつだって素晴らしいものだ。もっとたくさんのアシストを直にできるように願っているよ」と語る。サポーターからの歓迎ムードにも感動しており、「インテルのファンは信じられないね、彼らのサポートは感動もので、止むことを知らない。彼らは歌い続け、僕らをサポートし、僕らの背中を押し、チャントに声を枯らし続ける。素晴らしいよ」と喜びを口にしている。

 出場した2試合では両サイドでプレー。しかし「セリエAはより戦術に裏打ちされたリーグだ。左か、右かの好みはないよ。監督が配すると決めた位置でプレーするよ」とチームの意向に従う姿勢を見せている。

「インテルは素晴らしいチームだ。ここに来る前から追っていたよ、ここに来て毎回のトレーニングでより一層実感している。ここは勝利への情熱に満ち、長い伝統を誇る公明なクラブだ。手を取り戦うことで大きな目標を達成できるだろう」

「でも今は1試合、1トーナメント毎に心して臨まなければならない。後々になれば、振り返って自分たちが成し遂げたことを確認できるだろう」

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