beacon

蘭、露、伊、墨、豪、蘭、そして伯へ…ボタフォゴ加入の本田圭佑、最速デビューは5日か9日?

このエントリーをはてなブックマークに追加

海外6クラブを渡り歩いてきたMF本田圭佑

 MF本田圭佑は31日にブラジル1部のボタフォゴ加入を発表した。名古屋グランパスでデビューした本田は、海外クラブでは7度目の移籍。これまでアジア、欧州、北米、オセアニアと渡り、今回の移籍で初の南米上陸となった。

 昨年12月にフィテッセを退団した本田はその後無所属に。しかし1月下旬にブラジルメディアが本田のボタフォゴ加入を報じると、本田も29日に「数日以内に移籍先を決めます」とほのめかしていた。そして31日、本田とボタフォゴは同タイミングで移籍を発表した。

 本田は今回の移籍で、名古屋から始まったプロクラブは8つ目となる。2005年に名古屋に加入。その後08年にオランダ1部のVVVに移籍した。07-08シーズンには2部降格を、翌08-09シーズンには1部昇格を経験。自身は1部昇格時に2部年間最優秀賞も受賞している。10年にはロシアのCSKAモスクワに加入し、その1か月後にはUEFAチャンピオンズリーグ出場を果たした。

 怪我を抱えながらもCSKAモスクワで約3年を過ごした本田は13年末にイタリアのミランに移籍し、背番号10を着ける。14-15シーズンにはインテルに所属していたDF長友佑都との対決も実現させた。

 ミランを退団した本田は17年夏にメキシコのパチューカへ。加入から1か月後にデビュー戦を迎えると初出場で初ゴールを記録。そのシーズンは10ゴールを達成し、チームに大きく貢献してみせた。その翌年にはオーストラリアのメルボルン・ビクトリーを新天地に選択し、ここでも初出場で初ゴールをマーク。アジアチャンピオンズリーグにも出場を果たし、サンフレッチェ広島戦ではゴールも挙げている。

 18-19シーズン終了後には半年間の無所属状態に。すると19年10月にはCSKAモスクワ時代の恩師レオニード・スルツキー監督がいるオランダ・フィテッセに入団する。しかし10年ぶりのオランダもスルツキー監督の辞任で風向きが一転。19年末にはフィテッセ退団が発表されていた。

 そして20年1月末に、本田は7か国目となる海外の所属先にブラジルの名門クラブ・ボタフォゴを選択した。ボタフォゴは2月2日にリオデジャネイロ州選手権の第5節でバスコ・ダ・ガマと対戦。5日にコッパ・ド・ブラジル(ブラジル杯)でカシアス・ド・スルと、9日には州選手権第6節でフルミネンセと対戦する。

●海外組ガイド

TOP