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「前半は臆病になった」秋葉新監督率いる水戸、後半盛り返すも鹿島に零封負け

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フル出場した水戸FW深堀隼平

[2.1 ADASTRIAいばらきサッカーフェスティバル2020 水戸0-1鹿島 Ksスタ]

 前半と後半でまったく別のチームになった。前半、シュート1本に終わった水戸ホーリーホック秋葉忠宏新監督は「前半はかなり臆病になって、鹿島にのまれてしまってサッカーにならなかった」と指摘。「一つだけ良かったのは、これがプレシーズンマッチだったこと。これが開幕戦でなくて良かった」と、不甲斐ない前半を振り返った。

 それでもハーフタイムに「我々のサッカーはなんだ。ゴールに向かうこと、自信を持ってボールをつなぐことだろう」とゲキを飛ばし、修正を図った。後半だけを見ればシュート数は鹿島の5本より多い6本。「点は取れなかったが、鹿島相手に面白い試合ができた。これを開幕に生かさないといけないし、もう一回メンタリティーのところを整理して開幕に向かいたい」と力を込めた。

 名古屋から期限付き移籍で加入したFW深堀隼平は2トップの一角で先発し、後半には右サイドハーフでプレーする時間帯もあった。チーム最多のシュート3本。しかしチャンスはありながらも決め切れず、「FWなら最低でも1点は取らないといけない。チャンスをつくれて良かったという見方もできるかもしれないけど、自分としては決め切れなかったことが悔しい」と唇を噛んだ。

(取材・文 西山紘平)

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