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宮市亮、アシストに満足も決定機逸を反省…序盤に負傷のシュツットガルト主将には謝罪

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 ザンクト・パウリのFW宮市亮は1日に行われたブンデスリーガ2部シュツットガルト戦でアシストを記録。試合後にはその場面を振り返りつつ、前半に自身が逸した好機に触れ、翌日には自身との接触で負傷交代を強いられた相手選手に謝罪のメッセージを送った。

 シュツットガルトの中盤中央でスタメン入りしたMF遠藤航との日本人対決が実現したこのホームマッチでも、宮市はザンクト・パウリの右サイドで先発。スコアレスの状況だった56分にはドリブル突破で相手DFをかわし、正確なクロスを送り込むとFWヘンク・フェールマンの先制ゴールをアシストする。しかし、ザンクト・パウリは81分にはマリオ・ゴメスによる同点弾を許し、2020年初白星とはならなかった。

 今シーズンのアシスト数は「5」となった宮市だが、試合後にはザンクト・パウリ公式ウェブサイトがそのコメントを紹介。「ヘンク(フェールマン)が動く方向は把握していましたし、彼はスーパーなゴールを決めてくれました。本当に良い瞬間」とアシストシーンを振り返ると、「自分は前半にゴールを決めるべきでした。考えすぎてしまいましたね」と反省の言葉を口に。「シュツットガルト相手の1ポイントはまずまずでしょう。これからは次の試合に集中しなければいけません」と気を引き締めた。

 また、宮市は前半の立ち上がりにシュツットガルトのキャプテン、DFマーク・オリバー・ケンプフと接触し、ケンプフはプレー続行が不可能に。額骨骨折したことが判明し、6~8週間の長期離脱を余儀なくされることが明らかになった。それを受け、クラブの公式ツイッターを通じて宮市はドイツ語でケンプフに「いや、マーク。ファウルに関して謝りたい。故意はなかった。早く健康になれることを祈っている」と謝罪のメッセージを送った。

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