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“固定しない”ペップにマンC選手たちが直訴か? 英紙が報道

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ジョゼップ・グアルディオラ監督

 マンチェスター・シティの選手たちは2日にトッテナム戦に敗れたあと、ジョゼップ・グアルディオラ監督に対して懸念を訴えたようだ。英『ミラー』が報じている。

 トッテナム戦を0-2で落としたことで、シティと首位リバプールとの勝ち点差は「22」に広がってしまった。シティは試合後、45分間ロッカールームで話し合いを行ったと見られている。『デイリー・メール』によると、ベテラン選手の何人かが選手や戦術を固定しないことに対して、グアルディオラ監督に懸念を表明したという。

 ペップは今シーズン、スタメンを固定しておらず、ミケル・アルテタ氏がチームを離れた12月以降、フォーメーションもかなりいじっている。メンバーを変えている76回という数字は今シーズンのプレミアリーグで最多であり、2位のフランク・ランパード監督率いるチェルシーより16回多く、首位リバプールよりも30回多かった。

 さらに、グアルディオラ監督はすでに6敗を喫したチーム状況をどうやって改善していけるのか、選手たちに意見を求めたとされている。

 シティはトッテナムよりポゼッション率が高く、チャンスの数も多かった。しかしMFイルカイ・ギュンドアンのPKはGKウーゴ・ロリスに止められ、FWセルヒオ・アグエロのシュートはポストに当たり、6ヤードの距離からもシュートを外している。さらにDFオレクサンドル・ジンチェンコが2枚目の警告で退場処分を受けたことにより、試合展開が難しくなってしまった。リバプールが優勝するためには、あとわずか6勝という状況になった。

「彼らは遠くにいる。止められないし、あまりにも勝ち点を稼いでいる」と語ったペップは「もちろん、いまの目標は別のコンペティションであり、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権を勝ち取ることだ」と現状を受け止めた。

「2シーズン前、私たちは勝ち点100をとり、マンチェスター・ユナイテッドよりも19多い勝ち点を稼いだ。当時からリバプールは強かった」

「チームは良いし、チームのプレーのやり方は好きだ。だが十分じゃない。私たちは(リバプールから)あまりにも遠くにいるし、差は非常に大きい。それが現実だ」

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