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[ナビスコ杯決勝]G大阪、川崎F試合後コメント

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[11.3 ナビスコ杯決勝 川崎F 0-1 G大阪 国立]

 2000年以来7年ぶりに決勝進出した川崎Fと2005年以来2年ぶりに準決勝を突破したG大阪との決勝は、DF安田理大(19)の決勝ゴールでG大阪が1-0で勝利。初優勝を飾った。
以下、両チーム選手の試合後コメント。

G大阪
●DF山口智
「すごいうれしいです。相手が(得点力の高い)フロンターレということもあって、守備を意識していった。前のふたりが強力なので、その対応をすごく考えさせられた。(1-0という)最少スコアで勝ててほっとしている。2年前悔しい思いをしているし、きょうはいいイメージをもってできた。相手を気持ちで上回ったことでタイトルが取れた。きょうくらいは余韻に浸って、あしたから気持ち変えていきたい」

●GK藤ヶ谷陽介
「何とかゼロに抑えることができてよかった。カウンターの速い攻撃が脅威だったけど、結構注意してできた。ペース握られたかなというのはある。でも裏に飛び出してくる選手をしっかりつかまえながら、注意しながらできたと思う」

●MF明神智和
「きょうはひとりひとりがファイトしよう、タイトルにかけようと。タイトル取ることを果たせてうれしい。(柏在籍時の99年に柏が優勝しているが)当時はオリンピック代表の合宿とかで準決勝と決勝は出られなかった。だから気分いい」

●MF遠藤保仁
「(2月の)ゼロックス(スーパーカップ)に次いでナビスコ(杯)も取れたことは満足している。(優勝後のシャンパンファイトなど)楽しい時間だった。みんなで喜びを味わえたことは非常に良かった。リーグ戦もチャンスあるのであきらめないでいく」

●DFシジクレイ
「素晴らしいの一言。欲しかったものが取れた。1点も取られずにこういう試合ができたことは本当にうれしい。2005年はファンに悲しい思いをさせたけど、きょうは逆だと思う。自分は失点しなかったことが1番うれしい」

●FWバレー
「タイトル取れたことは素直にうれしい。役員の方やその他全てのいろいろな人たちと全員で喜びたい」

●MF橋本英郎
「2年前取れなかったものを取り返しに来たという気持ちでみんな来た。川崎Fは一発勝負で力出せなかったのでは。(チームメート、サポーターとつかんだ優勝に)たまらなく、ほろっときそうになった」


川崎F
●GK川島永嗣
「悔しいです。負けてうれしいわけないんで。残念だけど、こういう経験をチームの強さに変えていきたい」

●MF中村憲剛
「悔しいです。(序盤のチャンスで)決められなかったことで、向こうの流れになってしまった。サポーターなしではここまでこれなかった。感謝してます。(G大阪が)システムチェンジして押し込まれていた部分も対応できたかなと思っていたけど。詰めが甘かった。(決勝で)フロンターレらしさを出せた場面もある。また(この舞台に)帰ってこれるようにがんばる」

●FW鄭大世
「チーム、サポーターとしても悔しい思いをした。全体的にペースをつかめなかった。負けるべくして負けた。完敗でした。前線へのロングボールやクリアを(相手DFとボランチに挟み込まれて)キープできなかったことで攻められなかった。相手の術中にはまった感じ。好きにやらせてくれなかった。悔しさをバネにやっていくしかない。(ロイヤルボックスで喜ぶG大阪を見つめたことで)この悔しさを目に焼き付けた。こんな悔しい思いはもうしたくない」

(取材・文 吉田太郎)

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