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メッシ怒らせたアビダル、バルサSD職退任回避も立場は弱体化か

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現役時代にFWリオネル・メッシとプレーしたバルセロナSDのエリック・アビダル

 FWリオネル・メッシを怒らせたとされるスポーツディレクター(SD)のエリック・アビダル氏だが、バルセロナでの職を辞する事態は免れたようだ。スペイン『アス』が報じた。

 アビダル氏は先日、エルネスト・バルベルデ前監督体制について、「選手の多くがハードワークしようとしていなかった。多くの選手たちが満足していなかったようだね」と批判的な意見を公言。

 すると、チームの象徴的な存在であるメッシが、アビダル氏の発言が記載された記事をキャプチャしたうえで自身の『Instagram』を通じて「チームがうまくいかない時だってあるものだ。その時、ディレクターや幹部はチームの方針や意思決定について、責任を持つべきじゃないのか?」と反論した。

 さらに、「誰かについて批判するとしても、チーム全員を汚すような発言は慎むべきじゃないのかな。みんなのためにならない発言はすべきではない。そもそもこれはゴシップのような話であって、真実とは異なる。本当に心外だよ」とも続け、不快感を露わにしていた。

 これを受け、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はアビダル氏と現地時間5日に緊急会談。その結果、SD職を解かれるという事態を免れることとなったようだ。

 とはいえ、『アス』によればアビダル氏の立場は弱体化。現時点では首が繋がっているものの、バルトメウ会長からの信用は薄くなり、今後が保証される状態ではないと伝えられている。

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