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バルサ沈める千金V弾のビルバオFW「今がその瞬間を楽しむ時」

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決勝ゴールを挙げたFWイニャキ・ウィリアムス(左)

[2.6 コパ・デル・レイ準々決勝 ビルバオ1-0バルセロナ]

 ビルバオは6日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝でバルセロナとホームで対戦し、1-0の勝利を収めた。決勝ゴールを挙げたFWイニャキ・ウィリアムスがスペイン『ラ・ラソン』を通じて喜びを語っている。

 90分間にわたって試合を支配していたのはアウェーのバルセロナだった。しかし、ビルバオはGKウナイ・シモンを中心にゴールを許さず。後半43分にはMFアルトゥールのスルーパスからFWリオネル・メッシが決定機を迎えたが、守護神が体を張ってセーブ。延長戦突入の雰囲気が漂う中で値千金のゴールは生まれた。

 後半アディショナルタイム3分、途中出場のFWイバイ・ゴメスが右サイドから左足でクロスを送ると、ニアのI・ウィリアムスが反応。頭でそらすようにして合わせたボールがゴール左隅に吸い込まれ、土壇場での決勝点となった。

 I・ウィリアムスは試合後、「言葉にならないよ」と興奮気味に語り、「僕たちはこの大会で、誰もが予想していない結果があることを知っていた」と、金星を信じて戦っていたことを明かしている。

 また、自身のゴールが勝負を決めたが、「僕たちは90分間強度を保った。シーズンを通した努力に対するご褒美だと思っている。これはチーム全員で成し遂げた仕事だ」と強調した。

 1983-84シーズン以来のコパ・デル・レイ制覇を目指すビルバオ。ベスト4にはグラナダ、ミランデス(2部)、そしてレアル・マドリーを破ったソシエダが進出している。「願わくは、僕たち全員が望む夢がやってくるといい」。I・ウィリアムスは「誰にも期待されていなかったことだが、今がその瞬間を楽しむ時だ。どのチームと当たっても、僕らは決勝に行きたい。僕たちは準決勝に挑むのにふさわしいチームだ」と力を込めた。

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