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ボタフォゴ加入の本田圭佑に伊メディアが期待「セードルフ以上の成績に挑戦を」

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イタリアメディアがMF本田圭佑に期待

 ボタフォゴに移籍した元日本代表MF本田圭佑について、『FOXスポーツ』イタリア版が特集記事を組み、南米での再出発に期待を寄せた。

 本田は約半年間の無所属期間を経て、昨年11月にCSKAモスクワ時代の恩師であるレオニード・スルツキー前監督が指揮するフィテッセへと加入。しかし成績不振で同監督が辞任すると、自身も12月にクラブを退団。再び無所属となり、先日にボタフォゴ加入が決定していた。

 元ミランの背番号10番の動向には、イタリアメディアも注目。移籍先がなかなか決定しなかったことから、「日本の攻撃的MFは数週間前まで引退してしまう可能性もあるかに思われた」と去就を案じていた。しかしボタフォゴ入りが決定し、「ケイスケ・ホンダがブラジルで再出発。南米での新たな挑戦を決意した」とコメント。「ニッポンのスターは、冬のメルカートいや、ボタフォゴが世界の反対側であることを考えれば、夏のメルカートの自慢の種だろう」とブラジルクラブによるビッグディールを称えた。

「偉大な歴史と伝統を持ち、ブラジルで最も栄誉あるクラブの1つであるボタフォゴ」には、同じく元ミランのMFのクラレンス・セードルフも在籍したことに言及。「セードルフもリオデジャネイロでキャリアを有終の美で飾った」とし、「オランダ人王者より良い成績を収めるのは簡単ではないが、ホンダなら挑戦しなければならない」とミランの先輩を超える活躍を見せるよう課題を掲げた。

 ただボタフォゴでは、「他にトッププレーヤーがおらず、おそらく次のシーズンでの目標は苦労せずに残留を決めること」だと指摘。しかし「悪くはない。1986年生まれの選手は、ブラジルで最も重要なリーグの1つであるカンピオナート・カリオカ優勝21回を誇るチームに、再出発への大きな意欲と献身性をもたらしてくれるだろう」と期待を寄せた。

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