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「高校生の代表」の10番背負った大型MF山田真夏斗、責任感持ってチーム、個人で目標達成へ

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日本高校選抜の10番、MF山田真夏斗(立正大淞南高3年/松本加入)は好パスも

[2.8 NEXT GENERATION MATCH 横浜FMユース 3-2 日本高校選抜 埼玉]

 日本高校選抜の10番は試合後、悔しさを滲ませていた。「高校生の代表ですし、その中で10番という番号を背負った以上、責任もありますし、そういう部分をピッチで表現し切れなかったかなと思うので、それは後悔というか悔しいところがあります」と唇を噛んだ。

 山田真夏斗(立正大淞南高3年/松本加入)は180cmの高さと左右両足から繰り出す長短自在のパス、異質の視野の広さを兼ね備えた大型MFだ。2日前の流通経済大との練習試合では前線でプレーし、ビルドアップの部分などで貢献。ポスト直撃の左足ミドルも打ち込んでいた山田に、日本高校選抜の10番は託された。

 この日は後半開始からボランチとして出場。果敢に攻め上がってシュートを打ち込んだ。一方、自身が攻め上った背後を突かれないように意識しながらの40分間。その中で、試合を一本のパスやゴールで決めてしまう大器は、前線のFW晴山岬(帝京長岡高3年/町田加入)やMF田中克幸(帝京長岡高3年)の足元、前方のスペースを狙い、好パスも出していた。だが、コミュニケーションを取って攻撃の内容を向上させるまでに時間がかかってしまったことも確か。慌ててミスが増えてしまっていたことについても反省していた。

 山陰の強豪、立正大淞南から松本へ進んだ山田は、プロ1年目のプレシーズンで改めて実感したことがあるという。「プロは球際も速いですし、パススピードも速いですし、全てに置いて基準がもっと高いですし、キャンプでやってきたので、自分も(高校選抜のチームメートに)伝えていかないといけない部分がある」とコメント。高校選抜ではより攻撃に絡んで、仲間の良さを引き出しながら、自身も結果を求めていく。

 高校選抜の活動を今後の年代別日本代表入りや、松本での活躍に繋げて行くつもりでいる。まずは欧州遠征メンバーの18名に加わること。そして、「チームで(デュッセルドルフ国際ユース大会で)良いところまで行くということもちろんですけれども、個人勝負なので、自分は代表に入るという意識を持ちながらチーム全員で良いところまで行きたい」。高校生の代表、日本高校選抜の10番を背負う責任を持って戦い、期待に応える。 

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

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