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ジダン、ベイルとの関係悪化を否定「解決すべき問題もない」

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ジネディーヌ・ジダン監督がベイルについて言及

 9日のリーガ・エスパニョーラ第23節、レアル・マドリーは敵地エル・サダールでのオサスナ戦に臨む。前日会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、レアルに対して敵意を剥き出しにする熱狂的なスタジアムでの試合に警戒感を表している。

「私たちはどういった試合に臨むのかは理解しているよ。対戦相手も彼らのスタジアムも難しい。彼らは素晴らしいプレーを見せている。すべて分かっているし、私たちはまた新たな決勝に向けて、しっかりと準備を整えている」

 ミッドウィークにはソシエダに3-4で敗れ、コパ・デル・レイ敗退に追いやられたレアルだが、ジダン監督は前を向く必要性を説いた。

「私たちは満足していない。あの試合の分析はしたが、3日後にまた新たな試合に臨めるのは良いことだ。あの一戦だけで、ここまでしてきたことを放り投げる必要などない。ラ・レアルに負けたからといって、何かが変わるわけではないんだよ。私たちは最後まで戦い抜く。何も変わりはしないんだ」

 また、ソシエダ戦で守備の穴になっていたと再び指摘されたDFマルセロについては、次のように語っている。

「そうした話題には心を痛める。彼はピッチで全力を尽くしているのだから。ファンはそうした姿を目にしていたはずだ。起こってしまったことに、私たちが満足しているわけがない。ここまで21試合で無敗を貫いていたし、そうしたことを再び繰り返したいと思う」

「外部の意見は助けにならない。彼(マルセロ)は重要な選手で、これまでいつもそうしてきたように、またそのことを示してくれるはずだ。60~70試合を通して良いレベルにあることは、とても難しい。そのことは選手たちも含めて受け入れなくてはならない。道は長く、戦い続ける必要があるんだ。マルセロはピッチで全力を尽くしている。重要であるのは、選手たちが100%を出すことだ。その後に意見を差し挟むことはできるが、私たちはそうしたことがどのように機能しているのかを知っている」

 ジダン監督はまた、4試合連続(その内1試合は負傷)で招集外としたMFガレス・ベイルについても言及。同選手との間に問題がないことを強調している。

「彼はここにいる。私たちは全選手に満足している。私は招集リストをつくらなければならないが、問題など何もない。私たちは彼を戦力に数えていく」

「彼に対して敬意を欠いてるわけではない。彼はここで戦っていくことを望んでいる。チーム内部のことについては、内部だけにとどまる。彼は私たちの選手だよ。ベイルは2022年まで残ることを望んでいる?何も問題はない。彼は契約を結んでいて、残留を望んでいるということだ」

「ベイルとはいつも話をしているが、それはここで明かすべきものではない。ここ最近、招集リストに入れなかったものの、私は彼も数に入れている。彼がどういった貢献をしてくれるのかは分かっているよ。問題があるとすれば、それは私の方だろう。このチームの陣容は厚く、ガレスに関する解決法は存在しない。何しろ、問題が存在していないのだからね。招集リストに含めなかったことに意味があるわけではない。彼がここからシーズンの終わりまでに、どういった貢献ができるかは分かっているんだ」

 ジダン監督は、招集メンバーを決める難しさについても語った。

「3日後に選定を行わなければならない。自分のアイデアと心中するとは言わないが、私は自分のアイデア、自分の決断とともに進んでいかなければならない。決断を下す責任を背負いながらね。批判を受けることは理解しているが、決断を下すことが私の仕事なんだよ」

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